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構造をしればホロスコープが自分で読める

ホロスコープの読み方 入門編②

ホロスコープの構造を知ろう

「ホロスコープとは空の星々を写し取った図だ」と言われてもイマイチぴんと来ないと思うので、具体的にわかりやすく絵にしてみます。

ホロスコープの構造

真ん中には地球があって観測者がいます。
(実際のホロスコープに地球は表示されませんが中心には地球があると思って下さい)

横のラインは地平線です。 太陽が地平線よりも上にあるので観測者にとって今は昼です。

宇宙の星々は動いています。我々のいる地球も自転しています。ホロスコープは今まさに動き続ける宇宙の姿、その瞬間を捉えた図です。

中にある記号は太陽系の天体たち。 
天体たちは反時計回りにじわじわと動いています。(見かけ上、逆行することもありますが)

・・あれ?太陽って東から昇って西に沈むんじゃなかったっけ?
ホロスコープの左側が東の地平線で右が西の地平線なんだから、天体たちは"時計回り"に動くんじゃないの? と思った方。良いとこみてる!

実は"ホロスコープ全体"としては時計回りに回転しているのです。
地球が自転してるから24時間で一回転します。
だから太陽はちゃんと東から昇って西に沈みます。

1時間違うだけでも、約15度くらい動きます。同じ日に生まれた人でも生まれた時刻によって違ったホロスコープになるのです。占星術が生まれた時間を重視する理由はここにあります。

"ホロスコープの中"にある天体は反時計回りにじわじわと。
"ホロスコープ全体"は時計回りに24時間で一回転。 
この2つの動き、イメージ出来ましたか?

黄道

上図のホロスコープの一番外側のオレンジの部分を「黄道(こうどう または おうどう)」といいます。

黄道を春分点から12等分し、牡羊座や牡牛座といった馴染みの星座が並んでいます。

春分点は昼と夜の長さが同じになる箇所ですが、現時点ではなんかそういうポイントがあるくらいに思っといてください。

ホロスコープの重要な4つのポイント

ホロスコープには超重要なポイントがあります。
アセンダント(Asc)、南中点(MC)、ディセンダント(Dsc)、北中点(IC) の4箇所です。
試験がもしあったら問1で出るくらい重要。ひとつ5点で20点は稼げるはず。

アセンダント(Asc)

東の地平線をアセンダントといいます。英語でAscendant。略してAscと表記します。
アセンダントは占星術で超重要ポイント。
ここにどんな星座や星があるかでその人の基本的性質や容貌などが表れます。

エムシー(MC)

MCは南中点とも呼ばれ、空の一番高いところを表します。
medium coeli(メディウムコエリ)の略でMC。
MCは、社会的な活動や、あなたが人生で到達すべき目標などを表します。

ディセンダント(Dsc)

西の地平線をディセンダントといいます。英語でdescendant。Dscと表記します。
ディセンダントはその人の社会への関わり方や人生で獲得すべきもの、協力者やパートナーなどを表します。

アイシー(IC)

ICはその人の心のよりどころ。自分が一番安らげる場所。帰ってくる場所。
またMCが意識的な領域を表すのに対して、ICは無意識の領域を表します。
Imum Coeli(イムンコエリ)の略。


アセンダント(Asc)を人生の出発点、MCを人生のゴールと考える事ができます。
つまり、アセンダントの星座と、MCの星座の組み合わせから、人生の大まかな方向性を知ることが出来るというわけです♪  知りたい方は以下の診断をどうぞ♪(無料)

>> AscとMCの組み合わせから占う、あなたらしく生きるヒント!

サイン(星座)

先ほど、黄道に12個の星座が並んでいると書きました。
しかし、ここでいう星座は実際の星座ではありません。 

例えば牡牛座の場所に、実際の牡牛座があるわけではないので注意してください。

占星術で「星座」といった時には、それは黄道上の住所みたいなものだと考えましょう。

12等分された黄道の区間に、星座の名前が付けられているのです。
紛らわしいので、実際の星座と区別するために"星座"と言わず「サイン」と呼ばれることもあります。 

"牡羊座"ではなく、正しくは"牡羊サイン"ですが、ほとんどの書籍ではサインという呼び方ではなく馴染みのある"星座"の方を使う場合が多いようです。
当サイトでも、"星座"を使います。

ですので、例えば「太陽が水瓶座にある」といった場合には、太陽が実際の水瓶座の方向にあるわけではなく、太陽が黄道上の水瓶サインの方向にあることを意味すると考えて下さい。

「火星のサインは魚座だから・・」といった使い方をすることも多いですね。
これは慣れですね。

ハウス

ハウスは地球上での具体的な活動場所を表しています。

例えば第5ハウスは遊びや恋愛の部屋。10ハウスは仕事の部屋。7ハウスは結婚の部屋。といった具合に決まっています。 

図をみてもらうと分かるのですが、このハウス、きっちり12等分されていません。
広い部屋もあれば狭い部屋もあります。

この問題はちょっとやっかいなのですが、ハウスの区切り方には、ソーラーサイン、キャンパナス、コッホシステムといったさまざまな方式のものが存在し、日本ではプラシーダスハウスシステムが多く使われています。

(マイナーなもの含めると何百種類もあると言われています・・)

どれを使うかは迷う所ですが、とりあえずプラシーダスハウスシステムでいくのが無難だと思います。 日本語の書籍は大体それで説明されてるんで。

 

・・さて、ここまでは占星術というより、なんだか理科のような話でしたね。
次でようやく占星術っぽい話になると思います。

>>ホロスコープからは何が読み取れるの?

 

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※余談 黄道に星座の名前がついてる理由

占星術が作られた約4000年前には、黄道のサインと実際の星座の場所はだいたい一致していました。 

もっともサインはきっちり30度づつ12個に区切られていますが、実際の星座は大きさも違うなので、"だいたい"なのですが、水瓶サインの方向には水瓶座があったのです。昔は。

でも地球というのは回転力が弱まってフラついてる時のコマみたいに、回転の軸が動いてます。つまり実際の星座の場所から、何千年もの時を経てズレていってるのです

2160年毎に30度づつズレるため、21世紀の現在、牡羊サインの方向には水瓶座があります。


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