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アスペクトを分類する

ホロスコープの読み方 入門編⑩

アスペクトの分類その1 〜ソフトとハード〜

惑星同士が、特定の角度になるとアスペクトを形成することは、前回のコラムで述べた通りです。

その角度は、0度、60度、72度、90度、120度、150度、180度など様々なものがあります。 今回はそれらのアスペクトを分類して見て行きます。

アスペクトはソフトアスペクトハードアスペクトに分類できます。

当サイトでホロスコープを作成すると、惑星同士がアスペクトを形成する場合、青い線赤い線で結ばれているものがありますよね。

この青い線はソフトアスペクト、赤い線がハードアスペクトです。

ソフトとハードの違いは何か? ざっくり言ってしまうと、ソフトアスペクトというのは、惑星同士がスムーズに影響し合う角度であり、ハードアスペクトとは、惑星同士の力が衝突するなど緊張感のある角度ということになります。

※ ソフトアスペクトをイージーアスペクトという場合もある
※ 例外的に0度(コンジャンクション)だけはソフトにもハードにも変化します

アスペクトの分類その2 〜メジャーとマイナー〜

アスペクトのうち、重要度が高く、私たちに強い影響を及ぼすものをメジャーアスペクトと呼びます。そして補足的な役割を果たすのがマイナーアスペクトです。

メジャーアスペクトは具体的には、0度、60度、90度、120度、180度のことを指します。マイナーアスペクトはそれ以外。72度とか45度、150度など。

実際には、マイナーアスペクトが重要になることもあります。今のところは無視して構いません。

良いアスペクト、良くないアスペクトというのは無い!

ここで注意すべき事は、ソフトアスペクトは良くて、ハードアスペクトは良くない、と安易に考えないという事です。 どちらにもメリットとデメリットが存在するのです♪

例えば、惑星を人間関係に置き換えて考えてみましょう。

ソフトアスペクトで結ばれた惑星同士というのは、気が合う友達同士のようなもの。

一緒に協力すれば物事はスムーズに進むでしょう。 しかし場合によっては、馴れ合いになったり、ぬるま湯に浸かったような状態になることもあるのです。
そうなると視野も狭くなりますし、お互いに成長する機会を失ってしまうでしょう。

一方、ハードアスペクトで結ばれた惑星同士は、考え方の違う二人です。

この場合、意見が衝突したり、トラブルに発展することもあるかもしれません。
しかし、対立し、刺激し合うことで、斬新なアイデアがひらめいたり、お互いの成長を促すことにもなり得ます。

いずれにせよ、"本人がアスペクトをどう使いこなすか" が重要なのです。


ホロスコープ読みの際に知っておくべきこと>>


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