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西洋占星術のホロスコープから「その人っぽさ」を読み取る!

ホロスコープのどこにその人っぽさが現れる?〜その③〜

ここでは、

①Des(ディセンダント)、②IC、③太陽 をみていきます。

この3つは自分ではなかなか自覚しづらいものです。

人生を通して、じっくり自己分析することで少しづつ見えてきます。

Des(ディセンダント)の星座に注目しよう

Des(ディセンダント)とはホロスコープの一番右端。
西の地平線に当たる部分です。
(厳密にいうと西の地平線ピッタリではないのだけど、今は無視して構いません)

 

Desは、あなたがこの人生で求めるものです。

● あなたが何を願望として望んでいくのか?

● あなたがどんなタイプの人と組んで人生を歩むのか?

● どんな社会生活を営んでいくのか?

● 生涯を共にするパートナーや、協力者はどんなタイプか?

・・そういったことが読み取れるのです。

Desの近くに星があれば(下降星という)、それはあなたの"人生の伴侶"だったり、ビジネスパートナーなどを表すこともありますよ。

 

人生で望むものや、ゴールを知ることは、ものっっっすごく重要です。

(だってそれが分からないと
行き先が分からないのにタクシーにのるようなもの、、笑)

目標を心に抱いたとき、はじめて希望が生まれます

Desとは、
あなたの人生というマップにおける目指すべきゴールであり、希望の光のありかなのです!

 

人生に迷っているとき、

天職に出会えないとき、

相性の良いパートナーが分からないとき、

ホロスコープのDesの星座や、その近くに星があるかどうか、ぜひ分析してみましょう。

Asc(アセンダント)とDes(ディセンダント)

ちょっとホロスコープの輪を思い浮かべてみてください。

Desの星座は、当然Ascの向かい側の星座がきますよね。
(向かい側の星座は、反対の性質をもつことが多い)

たとえば、

Ascがおとめ座なら、Desはうお座です。
Ascがおひつじ座なら、Desはてんびん座です。

 

Ascがおとめ座の人は、"分析すること"で世界と関わっていく現実主義者、"リアリスト"です。

でも Desはうお座だから、望むものは真逆になるんです。うお座は、スピリチュアルや夢想家の "ロマンチスト"です。

 

これってつまり、

あなたが人生で望むものは、今の自分からは想像もつかない真逆のものかもしれない。

あるいは、人生のパートナーは、自分とは真逆の性質をもっている人かもしれない。

・・そんなこともホロスコープの性質から見えてきたりするんですね。
ちょっと面白いませんか!?

このことを頭の片隅に覚えておいて、

人生で望むものが分からなくなったとき、ぜひヒントにしてみてください^^

IC (アイシー)

ICはImun Coeli(イムンコエリ)の略で、北中点ともいいます。
(ザックリいうと、ホロスコープの一番下のところです)

ホロスコープの上半分は、社会的なあなたを表しましたね。
それに対して、ホロスコープの下半分は、あなた自身のすごく深い部分。
深層意識などを表すのです。

 

ホロスコープのもその人の "無意識"を表すのでちょっと似ていますね。

でもICっていうのは、"無意識よりもっと深いところ"なんです。

月が "生まれたあとに形成される人格" や "無意識のパターン" なのに対して、

ICは生まれた瞬間から持っている原意識、深層意識と呼ぶのがふさわしいかもしれません。

 

ちょっとスピリチュアルな言い方をするならば、

"あなたを突き動かす宇宙エネルギーが流れ込んでくる場所"であり、
"魂からの声が聞こえてくる場所"、"最もあなたらしくあれる場所" なんです。

 

ICはあなたのとても深い部分なので、自分でもすぐにはピンと来ないかもしれませんね。
自分のICの性質を知るには、普段の生活をよ〜く観察することが大切です。

生きていると、たま〜にすごく心がやすらげる瞬間を感じることがありませんか?

すごく落ち着いたり、すごく安心感があったり、なぞの充実感に満たされたり・・・etc

 

そんな時は、ホロスコープのICを見てみましょう。あなたの心の安らぎの理由が見つかるかもしれません。

例えば、ICが双子座や射手座の人って、図書館や書店にいるときに無性に落ち着くことがあります。

これは原意識に"まだみぬ世界への渇望"があるためです。アクティブなタイプなら空港や外国の風景に心ときめくかもしれません。

家や家庭にたいする意識などもICから読み取ることができますよ。
例えば、ICが水瓶座の人は、原意識に"何者にも縛られたくない"という気持ちがあるので、所帯じみた考えを避けようとします。

だから家庭をもったとしても、ローンを組んで家を購入したりするのはめっちゃ嫌がったりします

 

いずれにせよ、あなたが最も自分らしくあれる場所を表すのがICなのです。

太陽

太陽ってある意味、ホロスコープで一番使うのが難しい星かもしれない。

なぜなら太陽は"中心"であるが故に、外からは見えないんです。

それは言わば "卵の黄身" であり、外は硬いカラに覆われているのです。

 

太陽を使っているとき、人はもっとも"充実感"と"生きがい"を感じることができます。

ホロスコープにおける太陽は、天命を全うしているあなたなのです。

 

多くの人は、太陽を使わずに生涯を終えてしまいます。

日々の雑務に追われて、今世で果たすべき役割を見出せぬまま、人生の大半を過ごしてしまうのです。

(ホロスコープリーディングと出会えた私たちは、とても幸せかもしれません
少なくとも、人生の使命と向き合うキッカケが得られたのだから・・)

 

さて、太陽だけをみて、あなたの人生の使命はコレだ!と断言できるものではありません。

人生の使命を見つけるためには、

 

まずは、

Des(目指すべきゴール)と、IC(自分らしくあれる場所)を知る必要があります。

DesとICがわかって、初めて太陽を輝かせる最低条件がそろいます。

そしてMCや、Asc、その他の惑星など、あらゆる要素を加えて、ようやく太陽を使う道が見えてくるものなのです。

太陽を使うには、「怖いけどやってみたいこと」にチャレンジすべし

「怖いけどやってみたいこと」ってありませんか?

占星術師になってみたい、とか。

世界中を飛び回ってなにかやってみたい、とか。

今の仕事とは関係ないんだけど、ほんとはコレがやってみたいんだ、とか。

 

もし心当たりがあるのならば、

それはあなたの太陽を使うためのものすごく重要なヒントです。

 

天職を見つけること、太陽を使うことは、人によっては怖いことかもしれません。

一歩を踏み出す勇気がなかなか出ないかもしれません。

今の仕事や生活を、手放す覚悟が必要かもしれません。

 

「嫌だ」と思うことを無理にやらなくてもOK です。

でも「怖い」と思うことはGoサインだったりするんです。

 

ジェットコースターに乗れる人は、「怖い」「嫌だ〜」といいつつ、ちょっと「ワクワク」しているはずなんです。
(私のようんほんとに絶叫マシンが苦手な人は、搭乗口にさえ来ませんから)

 

人生に悔いを残さないために、

天命を全うするために、

ホロスコープの太陽を使うために、

ぜひ勇気をもって色んなことにチャレンジしてください。

 

一歩を踏み出せば、見えてくる景色が変わります。
行動こそが不安を打ち消してくれます。

大切なことはすぐにはわからないでしょう。

でも変化を恐れてはいけません。
変化していく自分をどうか待望してほしいのです。

「怖い!」のうしろに隠れた「ワクワク」に気づいて、どうかその気持ちを尊重してあげてください。

 

ホロスコープ・リーディングがあなたの人生を花開くキッカケになればと切に願っています。


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