〜基本10惑星 その1〜
太陽
〜西洋占星術における太陽の意味〜
太陽は自我が目覚めた後の青年期以降の個人を司る惑星です。
ホロスコープの中で中心的な役割を担い、その人がどのような個性や才能を生かしどのような目的を達成するのか? などの基本的な性格や行動パターンを表してます。
人は"素の顔"と社会の中で生き抜くための"表向きの顔"を使い分けています。
太陽は、外の世界に適応するための表向きの顔でもあります。
この世に生まれた人間は全て外部社会に適応していかなければなりません。
生きるということは、自分自身を外の社会に打ち出して行くことです。
そして主体的な活動を通して自己実現をしていくのです。
そうした様子はすべて太陽に表れます。
また光と熱を自ら放つ太陽は、活動力と生命力のシンボルでもあります。
太陽が良い状態であれば、その人は気力に溢れます。
反対に太陽が良からぬ状態のときには、弱っていたりエゴが強い状態になります。
※星座占いなどで「自分は牡羊座だ」といった場合、出生図のホロスコープの太陽が
牡羊座サインに位置していた事を表しています。
基本データ
- 公転周期:約265日
- 年齢域:26歳〜35歳
- 人物:自分、雇用主、著名人、高位者、(女性にとっては夫)
キーワード
自我、自主性、主体性、意欲、意識的な行動、主観、基本的性格、高慢、横暴、わがまま、怠惰
太陽はあなたの"霊的な核"である
太陽は、ただ単に「仕事してるときの自分」ではありません。
正確には、人生の目的を果たしているときの自分 です。
それは必ずしも仕事やお金を稼ぐ事ではありません。
20世紀最大の予言者、エドガーケイシーは、全ての人は使命を持って生まれて来ると言っています。
太陽は、自らの使命に気づき、天職をまっとうしている自分とも言えます。
今現在、人生の目的が見つからなくても焦る必要はありません。
まずはじっくり自分を観察してみることです。
理想の未来をイメージしてください。あなたが本当になりたい自分は?
幼い頃は何をしている時が一番楽しかった?
魂が生き生きと活動していた瞬間をよく思い出してみましょう。
"人生の目的" が見つかったとき、あなたは大きな霊的成長を遂げていくでしょう。