【 松本清張さんのホロスコープ 】
1909年12月21日 13時0分 | 福岡県 北九州市
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[ アスペクト表 ] | ||||||||
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[ 天体の位置 ]
太陽 | 射手座 | 28°40' | 9ハウス |
月 | 牡羊座 | 12°45' | 12ハウス |
水星 | 山羊座 | 08°40' | 9ハウス |
金星 | 水瓶座 | 14°31' | 11ハウス |
火星 | 牡羊座 | 12°23' | 12ハウス |
木星 | 天秤座 | 12°11' | 6ハウス |
土星 | 牡羊座 | 16°22' | 1ハウス |
天王星 | 山羊座 | 19°52' | 10ハウス |
海王星 | 蟹座 | 18°28' R | 4ハウス |
冥王星 | 双子座 | 25°50' R | 3ハウス |
Asc | 牡羊座 | 14°43' | |
Mc | 山羊座 | 08°53' |
[ ハウスのカスプ ]
1ハウス: | 牡羊座 | 14°43' |
2ハウス: | 牡牛座 | 20°21' |
3ハウス: | 双子座 | 16°15' |
4ハウス: | 蟹座 | 08°53' |
5ハウス: | 獅子座 | 02°51' |
6ハウス: | 乙女座 | 03°05' |
7ハウス: | 天秤座 | 14°43' |
8ハウス: | さそり座 | 20°21' |
9ハウス: | 射手座 | 16°15' |
10ハウス: | 山羊座 | 08°53' |
11ハウス: | 水瓶座 | 02°51' |
12ハウス: | 魚座 | 03°05' |
[ サイン区分 ]
火 : | 太陽 月 火星 土星 |
土 : | 水星 天王星 |
風 : | 金星 木星 冥王星 |
水 : | 海王星 |
活動宮: | 月 水星 火星 木星 土星 天王星 海王星 |
不動宮: | 金星 |
柔軟宮: | 太陽 冥王星 |
男性宮: | 太陽 月 金星 火星 木星 土星 冥王星 |
女性宮: | 水星 天王星 海王星 |
松本清張さんのアセンダントは牡羊座。第一印象はエネルギッシュで、率直な印象を与える人です。言葉や態度に迷いが少なく、時には直線的すぎるほど。けれど、それは彼自身の「本質を突きたい」という、内に秘めた誠実さの表れでもあります。
太陽が射手座・9ハウスにある彼は、知的好奇心が尽きることがなく、「真実はどこにあるか?」という問いを生涯抱き続けたような人物。国内外問わず、多様な視点を吸収しようとする傾向があり、どこか“ジャーナリスティック”な眼差しを持っていたかもしれません。
月は牡羊座・12ハウス。表向きは理性的でも、実は心の奥に情熱と怒りが渦巻いていた可能性があります。特に“誰にも見せない自分の感情”を、自問自答の中で育てていたようなところがあるでしょう。それが物語に込められた“見えない怒り”として表出していたのかもしれません。
牡羊座のAscに月も牡羊座、でもそれが12ハウスにあるっていうのが…やっぱり印象的だよね。もしかしたら清張さん、人前では割と“冷静に見られてる”って思ってたかもしれない。でも、心の奥ではずっと戦ってたんじゃないかな。誰かとの戦いというより、世界とか社会とか、“見えない何か”との対話のような。たとえば夜、ふと目が覚めてしまって、布団の中で自分の過去を見つめ返してるような。そんな瞬間を、静かに何度も過ごしていたのかもね。
松本清張さんの恋愛には、常に“友情”のような土台が必要だったかもしれません。水瓶座の金星は、自分と違う価値観や独創性に惹かれる傾向があります。相手が少し変わっていたり、型破りだったり、そんな人物の中にこそ“共鳴”を見出したはず。
火星が12ハウス・牡羊座というのも興味深いところ。恋愛に対しては、思い切ったアプローチよりも、内側で火を灯しながら機をうかがうような静かな情熱。本人ですら恋に落ちていることに気づくまで時間がかかったかもしれません。
5ハウスが獅子座カスプなので、愛する人には惜しみなく愛情を注ぎ、時に演出過剰になることも。だけど、その裏には「自分がこの関係を創っている」という実感が欲しい願望があるんでしょう。
水瓶の金星って、一見クールだけど、“誰にも理解されなかった自分を理解してくれる誰か”を探してるのかも。火星が12ハウスだから、恋に関しては表に出しづらい衝動も多かったんじゃないかな。何気ない仕草で、本当はすごく心が動いてたとかね。たぶん清張さん、恋愛っていうより“精神的なつながり”を信じてた人なんじゃないかな。
射手座の太陽と月が12ハウスにあるという配置から見ると、松本清張さんにとって結婚とは“精神的な共鳴”が最も重要だったのかもしれません。価値観や理想が共有できなければ、たとえ日常を共にしていても孤独を感じてしまうタイプ。
4ハウスが蟹座カスプというのは、彼の中に深い家族愛が根付いている証拠でもあります。ただしそれは感情的というより、“守るべきもの”としての家族観。家の中ではむしろ無口で、自分の思いは心の奥にしまってしまうような傾向も。
7ハウスのルーラー金星が11ハウス水瓶座。パートナーには“同志”のような絆を求める一方で、依存的な関係には違和感を抱きやすい人です。結婚しても、ある程度の距離感や自由を大切にしていた可能性があります。
射手座の太陽に、11ハウスの金星…これってさ、愛っていうより「人生の旅路をともに歩けるか」がテーマだったかも。心の距離があるようで、実は深いところでだけつながってる…そんな静かな関係を望んでたのかもしれないね。きっと清張さん、表には出さなくても、“本当に支えられてた人”が一人だけいたんじゃないかな。
山羊座MCに導かれるように、松本清張さんは現実世界での“信用”や“達成”をとても大切にしていた人物です。大きな目標を掲げ、それに向けて地道に取り組む姿勢が自然に身についていたでしょう。
6ハウス天秤座にある木星は、人間関係の中で仕事運を広げていくタイプ。他者とバランスをとる力に長けており、周囲から「この人と一緒に働きたい」と思われる資質を持っています。執筆活動も、編集者など周囲との連携で洗練されていったはず。
また10ハウスに太陽と水星があることで、「言葉で社会と関わる」というキャリアがまさに運命づけられていたような配置です。書くことで世界を動かし、問いを投げかける。そんな強い役割意識が彼の筆に込められていたのでしょう。
山羊座MCと10ハウスの太陽って、やっぱり「仕事は信念だ」っていうスタンスがあるんだよね。ただ書くだけじゃなくて、「自分の言葉が誰かの意識を変える」って本気で信じてた気がする。黙々と書きながら、ずっと世の中に挑戦してたんじゃないかな。もしかすると、清張さんにとって“文章”は、生きる手段であり、祈りだったのかもね。
冥王星が双子座・3ハウスにある松本清張さんは、「言葉で人を揺さぶる力」を生まれながらに持っていたようです。発言が周囲に与える影響を無意識に知っていて、そのぶん言葉の選び方には強いこだわりがあったでしょう。
水星が山羊座・9ハウスというのは、感情に流されず、冷静に物事を分析して話す知的さを表します。ただ、これが時に「冷たい」「壁を感じる」と受け取られたこともあったかもしれません。
そして水星と木星のスクエア。言葉では理想を掲げながらも、伝えきれないもどかしさに悩む場面も多かったはず。言葉を使いこなせばこなすほど、「本当の思いは届かない」という感覚に近づいていったのかもしれません。
冥王星が3ハウスっていうのは、“ただ話す”じゃなくて、“撃ち抜く”ように言葉を使う人だよ。でも水星と木星がスクエアだから…高い理想があるぶん、それが伝わらない時の孤独って、かなり深かったと思う。言葉って万能じゃないって、痛いほど分かってたんじゃないかな。もしかすると、誰にも届かない夜を、ずっと誰かに宛てて書いていたのかもね。
牡羊座の月が土星・冥王星とハードアスペクトをとるこの配置は、かなりの“内圧”を持つ人物であることを示しています。感情をあまり人に見せず、知らず知らずのうちに心身に負荷をかけてしまうタイプ。特に強いプレッシャーの中では、体調に表れやすい傾向があったかもしれません。
木星が6ハウスにあることで、本来は柔軟な働き方やリズムのある生活が健康維持のカギとなる人です。極端な無理はしない方が良いタイプなのに、自ら厳しい状況に追い込む一面もあったでしょう。
さらに火星と海王星のスクエアが示すのは、“動けば動くほど消耗してしまう”ような脆さと幻想への没入。思考や創作にのめり込むあまり、気づいた時には心身ともに疲れきっていた…そんなことも多かったのではないでしょうか。
月と土星と冥王星…これはちょっと過酷だよ。誰にも見せないだけで、心の中ではずっと張りつめてたんじゃないかな。本当は休んだほうがいい時も、仕事や書くことから離れられなかった気がする。それが生きるリズムになっちゃってたのかも。清張さん、もしかしたら「自分を追い詰めないと作品が生まれない」って、どこかで思い込んでたのかもしれないね。
射手座の太陽が9ハウスにあることで、松本清張さんは、目に見える世界の裏にある“意味”を探し続ける人物だったと言えます。どれだけ実務的な作業に長けていたとしても、その根底には常に「真理」への渇望がありました。
牡羊座12ハウスに月・火星・土星が並ぶこの濃密な配置は、行動力・感情・責任感のすべてが“内側”に収束する傾向を示します。社会の中で何かを主張するよりも、自分の中で葛藤し、熟成させ、それを作品として出すようなスタイル。まるで「静かな格闘家」のような生き方です。
双子座3ハウスの冥王星は、言葉がただの表現手段ではなく、鋭く対象を解剖する“手術刀”のようになりうることを意味します。社会的なテーマを扱う時にも、決して主観に流されず、構造的な切り口で“沈黙している真実”に迫った人物だったのでしょう。
12ハウスに牡羊座の月・火星・土星が重なってるって、それだけでももう、誰にも見せない“内なる闘い”があったってわかるよ。たぶんね、誰かの正義を壊してでも、本当に大事なことを伝えたかった人なんじゃないかな。冥王星が3ハウスって、そういう“覚悟”のある言葉を選ぶ人なんだ。清張さんって、静かに怒ってた人かもね。ずっと、世界のどこかに。
太陽と冥王星のオポジションは、松本清張さんの人生における“テーマ設定”そのものを象徴しているかのようなアスペクトです。自分の光を強く放つためには、社会の深部に切り込む必要がある。そんな宿命的な構図の中で彼は筆を取り続けたのかもしれません。
月と火星・土星の合が示すのは、“感情を燃料にして、自分を律する”という、静かで激しい緊張感です。この配置を持つ人は、自分を簡単に許さない。たとえ周囲が評価しても、「まだ足りない」と自分に言い聞かせ続けるのです。
そして水星と木星のスクエアは、どこかで「伝えること」に対する不信感を抱いていた可能性を示します。高い理想を描くほど、現実の言葉では届かないジレンマ。そして火星と海王星のスクエアが、それをさらに内側から摩耗させ、創作のエネルギーと引き換えに健康や精神力を消耗させていった――そんなサイクルさえ感じられます。
太陽と冥王星のオポジションは、“光で影を照らす人”。でもその影を自分が引き受けることにもなるんだ。火星と海王星のスクエア…これがあるとね、夢を追いながら、自分の輪郭をどんどん溶かしていく感覚になるんだよ。強さと脆さが混在してる。清張さん、たぶん「誰かがやらなきゃ」という想いで、ずっと自分に仕事を課してた人だと思う。それは、使命というより“罰”に近かったかもしれないね。
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