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ヨード(ヨッド)の複合アスペクト

【ヨード(ヨッド)】有名人のホロスコープ

ヨード(ヨッド)

ヨード(ヨッド)は60度のセクスタイルを1辺と150度の2辺により構成される複合アスペクト。しばしば天才的な能力を発揮することも。

🔮 ヨード(Yod)とは?

ヨードは、「神の指(Finger of God)」とも呼ばれるミステリアスかつ運命的な複合アスペクトです。2つの天体が60度(セクスタイル)で調和的に結ばれ、そこから150度(クインカンクス)の角度で第3の天体に向けて形成される「二等辺三角形」の形になります。

🔷 ヨードの基本構造

  • セクスタイル(60度):2つの天体の間に調和的なエネルギー
  • クインカンクス(150度)×2:セクスタイルの両天体が、それぞれ第三の天体に対して形成
  • 結果的に、第3の天体に向けて2本のクインカンクスが伸びる、「細長い三角形」のような形になります。
  • このクインカンクスが集中する頂点の天体が、「焦点(アペックス)」となり、神の指が指す場所とされます。

🔶 ヨードの象徴と意味

ヨードは、宿命的・カルマ的なテーマや、本人の意思を超えた人生の使命や試練を象徴します。構成する150度の角度(クインカンクス)は、エネルギーの不一致・ズレを表しており、以下のような性質を持ちます。

✦ キーワード
  • 【課題】方向性のギャップ、違和感、調整困難
  • 【挑戦】調和の取りづらさ、根本的な変容が求められる
  • 【可能性】深い精神的成長、天命的な役割、無意識の導き
✦ 心理的な影響
  • 自分でも「なぜか分からないが、こうしなければならない」と感じるテーマ
  • 意図していなくても、何度も同じような状況に導かれる(≒人生の呼びかけ)
  • 生まれつき「浮いている感覚」や「異質感」を抱えやすい

🔸 ヨードの種類と性質

タイプ 含まれるサインの例 傾向
火-水-風(情熱×感情×知性) 牡羊・蠍・天秤など 相反する欲求で自己葛藤が起こりやすい
地-火-風(現実×衝動×論理) 乙女・射手・双子など 実行と調整の板挟み、進路選択に迷いやすい
同じモダリティに偏る 柔軟宮ばかり等 適応力が高いが、優柔不断になりがち

🔻 ヨードの「アペックス天体」に注目

  • アスペクトの頂点にある天体(アペックス)が、もっとも重要
  • そこが人生の突破口や試練の中心となるポイント
  • その天体のサインやハウスが、ヨードの意味を具体化する

🔹 ヨードが示す人生テーマの例

  • 人間関係の中で「調整役」として板挟みになる
  • 仕事と家庭、義務と理想の間で苦しむ
  • 無自覚な使命感に突き動かされる(例:セラピスト、教師、宗教者など)

🌱 ヨードとの向き合い方

対処法 内容
自己理解を深める アペックス天体の意味を掘り下げる
無理に統一しようとしない クインカンクス同士の矛盾を「共存」させる姿勢が大事
内面の導きに従う 現実の論理より、直感や無意識を尊重する

ヨードは、生まれつき「普通ではない道」に引き寄せられる人が持つ配置です。矛盾や葛藤は多いですが、その中で魂の成長や他者への貢献が促される、深くスピリチュアルなアスペクトです。


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