【ホームベース】有名人のホロスコープ

ホームベースは、グランドセクスタイルの4辺のみが形成された複合アスペクト。
🔮 ホームベース(Home Base)とは?
ホームベースとは、グランドセクスタイルの一部(4辺)だけが形成された複合アスペクトを指し、その名の通り「家の土台」や「四角形の安定構造」のような印象を持つ形状です。英語圏ではあまり一般的な用語ではないものの、日本の占星術コミュニティなどで用いられることがあります。
🔷 基本構造
- 6星座のうち4つの天体が、互いにセクスタイル(60度)またはトライン(120度)を形成し、ひし形または平行四辺形に近い形状を作ります。
- 天体配置が六芒星(グランドセクスタイル)の一部でありながら、中心の三角形を欠くため、調和はあるものの完全な閉鎖性は持たない
要素:
- 4つの天体
- 2つのセクスタイル(60°)と2つのトライン(120°)
- 結果的に「台形型」または「傾いた長方形」が形成され、4辺が明確につながる
🔶 ホームベースの象徴と意味
ホームベースは、安定・協調・潜在的な調和の可能性を象徴する一方で、それを活かすには能動的な努力が必要な配置です。
✦ キーワード
- 土台づくり、安定、持続力、基盤形成
- 守られている感覚、協調的な性格
- 受動的傾向、チャンスを活かすには意識的行動が必要
🔸 グランドセクスタイルとの違い
比較項目 | ホームベース | グランドセクスタイル |
---|---|---|
天体数 | 4つ | 6つ |
アスペクト構造 | 4辺(セクスタイル+トライン) | 六芒星(60°×6、120°×3) |
完結性 | 不完全(開いている) | 完全な閉鎖構造 |
意味 | 安定の基盤、調和の種 | 完全な潜在力、協調の極み |
🔻 活かし方と課題
ポジティブ面 | チャレンジ |
---|---|
基盤がしっかりしている | 動き出すには外的刺激が必要 |
他人と協調しやすい | 主体性を持たないと埋もれる |
調和的な環境に恵まれやすい | 行動力や決断力を後回しにしがち |
🔹 ホームベースが示すテーマの例
- 家族・職場・人間関係などで安定的な枠組みを築く能力
- 土台がしっかりしていれば発展できるが、変化には弱い
- 精神的な安全基地としての内面空間の重要性
🌱 どのように活かすか?
- 欠けている2つの頂点(=未完成な三角形)を意識的に補完することが鍵
- そこに天体がある場合、グランドセクスタイルへと発展可能
- 天体がなくても、そのサインやハウスのテーマに自発的に取り組むことで活性化
ホームベースは、「安定した舞台の上に、どんな人生を築くか?」という問いを含んでいます。見えない可能性と、見えている土台の調和をうまく扱えば、人生を支える強い基礎となります。