「みずがめ座時代」は「しし座時代」でもある
春分点と秋分点
太陽の軌道(黄道)と、天の赤道の交点は2つあって、それぞれ「春分点」「秋分点」といいます。
そして地球の歳差運動によって春分点の位置は少しづつズレており、現在の春分点は、かつてのみずがめ座の位置にある。
そのため今は「みずがめ座時代」なんて言われていますね。
・・でも春分点だけしか見ないのはバランスがよくないですよね・・
春分点だけでなく、秋分点も見てあげないと・・
ドラゴンヘッドだって、反対側のドラゴンテールも見ますよね。
だから春分点をみて「みずがめ座時代」というならば、秋分点をみれば、反対側の「しし座時代」とも言えるでしょう。
また春分点や秋分点と言わずとも、星座というのは必ず対面の影響を受けるものなのです。
バランスをとりながら人類は進化していく
これまでの約2000年間は「うお座時代」でした。
故に、うお座のもつ "スピリチュアル" という象意に導かれ "宗教の時代" になったとも言われています。(お釈迦様やキリストが誕生したり・・)
ここで春分点は「うお座」だけど、秋分点は「おとめ座」だったことを考慮すると、「うお座時代とは、同時におとめ座時代でもあった」と考えることができますね。
おとめ座には、"分析" という象意があります。
故に、これまでの2000年間は、"科学の時代" でもあった、とも言えそうです。
『神様のパズル』という映画のなかで「学問的分析と芸術的直感というペアをなす表裏一体の認識」というセリフがありましたが、
おとめ座の象意である"学問的分析" と、
うお座の象意である"芸術底直感" 。
これらは"ペアをなす表裏一体の認識" であり、一方がもう一方のバランサーの役割を果たすのでしょう。
そしてこれまでの2000年間は、うお座(スピリチュアル)と、おとめ座(サイエンス)の象意が、互いにバランスをとりつつ人類は進化してきたのだと思います。
これからの時代
現代は「みずがめ座時代」なので、自由や友愛、繋がりの時代が築かれていくとよく言われています。
そして同時に、みずがめ座の対面にある「しし座」の影響も強く現れることになります。
言ってしまえば「しし座時代」でもあるわけですね。
これからの2000年間は、しし座の象意である "個性"や "自己表現や創造性"の時代になってゆくのでしょう。
また、おとめ座には、"仕事" という意味がありますが、しし座は "遊び" です。
遊びが楽しくなる、あるいは遊ぶように仕事をする時代となって欲しいなと思います。
一人ひとりの個性が、命の光が、よりいっそう輝く時代となることを願うばかりです。