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幸せってなんだろう? ──アドラー心理学の「共同体感覚」と4ハウスについて

幸せってなんだろう? ──アドラー心理学の「共同体感覚」と4ハウスについて

人生・運命・学び, 心理学, 西洋占星術, 10ハウス, 4ハウス, アドラー心理学, アンギュラーハウス, かに座, 天職, 適職


クォッカちゃん

ねぇ、幸せって何なんだろうね…


占星術師Yoda

急にどうしたのクォッカちゃん… そういえばアドラー心理学では”共同体感覚”が幸せの源泉だと言ってるね。

👨‍⚕️ アドラーってどんな人?

アルフレッド・アドラーは、オーストリア出身の心理学者・精神科医です。
彼はフロイトやユングと並ぶ近代心理学の三大巨頭の一人で、「アドラー心理学」の創始者だよ。

アルフレッド・アドラー図1.アルフレッド・アドラー
アドラーの主な考え方は5つあるよ
  • 1.劣等感と優越性の追求
    アドラーは、人間は「劣等感」を持つことで成長し、それを克服しようとする「優越性の追求」によって努力し続けると考えました。
  • 2.目的論的な心理学
    フロイトが「原因」を重視したのに対し、アドラーは「目的」に注目しました。人の行動は過去ではなく、「これからどうなりたいか」という未来志向で説明されるとしたのです。
  • 3.ライフスタイル(生き方)
    幼少期に形成されたその人固有の考え方や価値観のパターンを「ライフスタイル」と呼び、人の行動や性格の根本にあると考えました。
  • 4.共同体感覚
    アドラーは「人間は社会的な存在である」と強く信じており、他者との協力・共感・貢献が幸福の鍵だと説きました。
  • 5.勇気づけ
    人を変えるには叱るのではなく、「勇気づけ」が必要だと強調しました。これはアドラー心理学の中心概念です。
🧑‍🤝‍🧑 アドラー心理学における『共同体感覚』とは?

アドラーは、人間が幸福に生きるためには「共同体感覚」というものが必要だと説きました。

これは単なる社会性や協調性ではなくて、「自分が共同体(人間関係・社会)の一員として、他者に貢献できている」という実感のこと。

● アドラーが定義する「共同体感覚」の4つの構成
  • 1.自己受容:ありのままの自分を受け入れる
  • 2.他者信頼:他人を信じ、敵ではなく仲間とみなす
  • 3.社会貢献:自分が社会や他者の役に立っているという実感
  • 4.所属意識:自分が社会や集団の一員であるという実感

占星術師Yoda

占星術に当てはめると、自己受容は1ハウス、他者信頼は7ハウス、社会貢献は10ハウス、所属意識は4ハウスになるんだよね。つまりアンギュラーハウスが活性化するほど共同体感覚が育まれる。

(※ 1ハウス,4ハウス,7ハウス,10ハウスのことを、アンギュラーハウスと呼びます)


共同体感覚と第4ハウスについて


クォッカちゃん

「共同体感覚」っていう言葉は、ホロスコープでいうと4ハウスっぽいよね!


占星術師Yoda

そうだね。家庭とか仲間とのつながりとか。まさに4ハウス(かに座)っぽいね

ホロスコープの4ハウスは「家庭」「居場所」「安心感」「根源的なつながり」を表す。

つまりこれは、人間の「所属感」「つながり」「安全基地」を司る領域です。

今回は、アドラーの言う「共同体感覚」≒第4ハウスとして解釈してみましょう。

4ハウスが健全に機能していれば、「私はここに居ていい」「誰かと心からつながっている」という感覚が生まれます。

そして、自分の根源的な居場所が整うと、外の世界にも安心して関わり、貢献することができるのです。


占星術師Yoda

つまり、4ハウスを活性化することは、アドラー的な所属意識が強くなり、幸福感につながると考えられるわけだ。


クォッカちゃん

なるほど。じゃあどうやって4ハウスを活性化させればいい?

4ハウスの活性化は単に「家にこもる」ことではない。

👇以下のような占星術的アプローチが考えられるよ。

🌟 実践的に見るポイント
  • 4ハウスのサイン(例:かに座、しし座など)
     → どんなテーマで「居場所感覚」を感じやすいか
  • 4ハウスのルーラー(支配星)とその位置(サイン・ハウス)
     → 「どこに居場所を感じるか?どんな形でルーツを育てるか?」のヒント
  • 4ハウスに入っている天体
     → その人にとって「安心感」や「家庭」がどう働くか
🌟 活性化の実践アイデア
  • 家族・心を許せる仲間と過ごす
  • 自分のルーツや過去(家系・育ち)と向き合い、癒す
  • 心の居場所・ホームと呼べる空間を整える(実際の住居・内面世界)
  • 家族や内面と深く関わる時間を持つ
  • 月(感情)との関係を見直す
🌟 4ハウスと10ハウス──内と外のバランスが幸福のカギに

ただ、4ハウスばかりを重視すると、「家庭にこもる」「社会とのつながりが希薄になる」といった偏りも生まれがちに。

重要なのは、対向ハウスである第10ハウス(天職・社会的貢献)とのバランスなんです。

  • 4ハウス:私的な根っこ。育まれる場所。帰る場所。
  • 10ハウス:社会的役割。人に見せる顔。貢献の場。

占星術師Yoda

4ハウスで安心し、10ハウスで貢献する。この流れは、アドラーの「共同体感覚」の核心とも一致するね。

アドラー心理学が語る「共同体感覚」は、占星術において第4ハウス(かに座)という領域と深く響き合ってる。

そして自分の内なる拠点(第4ハウス)を育てることは、外の世界に貢献する土台となり、その結果として「幸せ」は自然にやってくるというわけだ。

そして、アドラーが「他者貢献」を幸福の柱としたように、
10ハウスのテーマを通して社会との接点・役割を果たすこともまた幸福の源になるのです。


4ハウスー10ハウスの組み合わせ、12パターン


クォッカちゃん

4ハウスと10ハウスのサインをみれば、その人の共同体感覚がどんなものか分かるかもね


占星術師Yoda

じゃあ、4Hー10Hのサインの組み合わせ、12パターンを見てみよう♪

🔥おひつじ座(4H)― てんびん座(10H)

この配置を持つ人にとって、安心を感じるのは「自分の意志や衝動を妨げられず、自由に動ける環境」です。家庭や心の拠点において、他人に合わせすぎたり感情を抑え込んだりすることはむしろストレスになります。
自発的に動ける仲間関係や、意見の違いをそのまま出し合える率直な関係性が、「自分がここにいていい」という感覚につながります。

一方で、社会的な役割としては、他者との調和・バランスをつくることに才能があります。対立した意見や価値観を橋渡しし、美しく調整する力を発揮できます。
デザインやファシリテーション、対人関係における公平さが求められる場で力を発揮します。

➡️ 内では自己主張の自由が必要、外では調和を築く役割が求められる。内と外で異なる質を使い分けることで、両面が生きてきます。

向いている職業:

ファシリテーター / 調停者 / カウンセラー / インテリアデザイナー / 結婚相談員 / ブランドコンサルタント / イベントプランナー / スタイリスト / ビジュアルディレクター / チームコーディネーター / アートディレクター / コミュニケーション講師 / 空間演出家 / 接客指導者 / PRプランナー
  

🐂おうし座(4H)― さそり座(10H)

この人が安心を感じるのは、変化の少ない、五感が安らぐ、シンプルで落ち着いた空間です。日々の暮らしの中に美しさやリズム、安定した所有感があると、心が穏やかになります。
家族や仲間も、安心感と物理的な安定を与えてくれる存在であることが大切です。

その一方で、社会に出ると深層心理に切り込む役割や、表に見えにくいものを扱う責任を負う場面が増えます。洞察力と集中力が求められる領域、たとえば心理学・研究・金融・人の変容を扱う職業に適性があります。
信頼関係の中で、他者の感情やリスクを預かるような役割に自然と導かれることが多いです。

➡️ 内では「安心と快」を重視し、外では「リスクと深さ」に向き合う。物質と精神、表と裏の両面のバランスが鍵になります。

向いている職業:

心理カウンセラー / ファイナンシャルプランナー / 不動産関連(特に安定資産の管理) / 鑑定士(骨董、宝石、土地など) / スピリチュアルセラピスト / 料理人・カフェオーナー / 建築・住宅リフォーム業 / 資産運用アドバイザー / 葬儀プランナー / アロマセラピスト / 危機管理コンサルタント / 花屋・園芸ビジネス / 占い師 / 相続・終活コンサルタント / 芸術療法士
  

🌬ふたご座(4H)― いて座(10H)

ふたご座が4ハウスにある人にとって、居場所とは静かな場所ではなく、言葉が飛び交い、会話や情報が自由に交換されている空間です。
家庭においても、何気ない雑談やユーモアのある対話、日々ちょっとした新しい話題があることが心地よさにつながります。
身近な人との「軽やかなつながり」が安心感を育みます。

社会的な場面では、より遠く・広くへと関心が向かいます。いて座が10ハウスに来ると、学問・教育・出版・海外・哲学的探求など、「知を広げ、伝えること」が社会的役割になります。
何かを教えたり、視野を広げたり、人々の世界観を刷新するような立場が自然にフィットします。

➡️ 内では身近な知的交流が心の支えとなり、外では大きな思想やビジョンを発信する役割を果たします。日常と言語の延長に、世界への貢献があります。

向いている職業:

教師 / 翻訳者 / ライター / 海外ガイド / 哲学講師 / 留学コーディネーター / 出版関係者 / 教育YouTuber / フリー講演家 / 宗教・哲学研究者 / 国際支援職 / 語学スクール運営 / ツアーコンダクター / 広報担当 / 世界観を広げるメッセンジャー
  

🌊かに座(4H)― やぎ座(10H)

この人にとっての安心は、情緒的に結びついた人たちとの深いつながりにあります。家庭や仲間との関係の中で、「気持ちを察してもらえる」「無条件に受け入れてもらえる」ことが心の支えです。
守り守られる関係、感情を共有できる空間、心を寄せ合えるコミュニティが、内面の安定をもたらします。

一方で、社会の中で果たすべき役割は、責任を持ち、確実に物事を成し遂げる存在になることです。現実的で構造的な成果を出すこと、信頼を得ること、社会の仕組みや制度を支えるような働きに適性があります。
「家庭的な感覚」を土台にしながら、外では非常にプロフェッショナルな顔を持つ人です。

➡️ 内では感情のつながりと安らぎを求め、外では社会的責任と成果を担う。心の温度と実行力の両立が、この配置の鍵です。

向いている職業:

地方公務員 / 建築士 / 保育士 / 教育系管理職 / 社会福祉士 / 老舗企業の管理職 / 経営アドバイザー / 国家資格職 / 組織マネージャー / 老人福祉関連 / 総務・庶務職 / 図書館司書 / 社会保険労務士 / 安定志向の士業 / 家庭と組織をつなぐリーダー
  

🔥しし座(4H)― みずがめ座(10H)

この配置の人にとって、安心の条件は「自分が輝けること」、つまり家族や身近な人たちに“認めてもらえること・愛されること”です。
居場所とは、創造性を表現できる場所であり、自分の個性や存在が無視されずにきちんと受け取られる空間。誇りを持てる家族や仲間との絆が、内なる自己を支えます。

その一方で、社会的な役割では「個人ではなく集団・未来・理想」に意識が向かいます。革新・独自性・共同体意識をもって、既存の枠組みにとらわれずに社会へ貢献することが求められます。
個性は家庭の中で支えられ、社会では集合知やネットワーク、未来への志向として生かされます。

➡️ 内では自分を認めてくれる場所が必要、外では誰かのため・社会全体のために貢献する力が伸びます。個の誇りが、集団を動かす原動力になります。

向いている職業:

未来企画職 / コミュニティデザイナー / 起業家(共創型) / イベントプロデューサー / フリーランスディレクター / ITベンチャー職 / アプリ開発者 / NPO運営者 / 社会起業家 / サステナブル事業推進者 / YouTubeクリエイター / 実験的アーティスト / ソーシャルイノベーター / ネットワーク設計者 / 変革型マネージャー
  

🌱おとめ座(4H)― うお座(10H)

おとめ座が第4ハウスにある人は、整っていて、秩序のある暮らしの中で安心を感じます。家庭や仲間との関係においても、過剰な感情表現よりは細やかな気づかいや役割分担が心地よく、実際的に支え合える関係が安定につながります。
身の回りが管理され、日々のリズムやルールが整っていることで、心も落ち着くタイプです。

社会的な場ではその逆で、うお座的な「境界のない世界」「目に見えないもの」に関わる役割を担う可能性があります。
芸術、音楽、ヒーリング、精神性、福祉・介護など、人の感情や魂に寄り添い、現実の輪郭を超えたところにある癒しを提供することが期待されます。

➡️ 内では秩序と管理が安定をもたらし、外では柔らかく人の心に寄り添うことで役割を果たします。現実と夢、管理と共感のバランスが求められます。

向いている職業:

看護師 / 福祉職 / ヒーラー / 芸術療法士 / チャネラー / ホスピスケア / ヨガ講師 / 占星術師 / 心理支援職 / 保育士 / 臨床美術士 / 感情ケアコーチ / 夢分析カウンセラー / 福祉イベント運営 / 医療系サポート業
  

⚖てんびん座(4H)― おひつじ座(10H)

この配置の人にとって、安心できる居場所とは、人との関係がスムーズで、摩擦の少ない空間です。美意識や感覚が合う人たちとの暮らし、互いに配慮し合える環境が内面のバランスを保ってくれます。
「争いがない」「調和がある」「空気が整っている」ことが、心を落ち着ける鍵です。

一方、社会的な役割では、あえて決断力・先導力・スピード感が求められます。個人の力で道を切り開き、他人を待たずにスタートを切るリーダーシップ。競争や挑戦を恐れず、まず動くことが自分の力を活かす鍵となります。
調和を愛する内面と、アクティブで勢いある外の顔を両立することがテーマです。

➡️ 内では調和と配慮に安心し、外では勢いと突破力で社会に貢献する。静と動、受けと攻めをバランスよく使い分ける配置です。

向いている職業:

起業家 / 営業責任者 / プロジェクトリーダー / 戦略コンサルタント / トレーナー / スポーツ指導者 / 自己啓発講師 / マーケティング責任者 / チームリーダー / ベンチャーCEO / パフォーマー / 起業支援職 / キャリアコーチ / 自営業 / スタートアップ運営
  

🦂さそり座(4H)― おうし座(10H)

この人にとっての居場所とは、情が深く、表面的ではない人間関係がある場所です。家族や仲間とは、言葉にしなくても通じるような深い信頼関係を求めます。感情をさらけ出すには時間がかかりますが、一度心を開いた相手にはとことん誠実です。
中途半端な関係では安心できず、「何かを共有し合っている実感」が必要です。

社会での役割は、逆に安定・実用・美・所有といった、現実的な価値を提供することにあります。美的センス、職人気質、物質を扱う確かさが武器となり、人の五感や安心に関わる仕事で成功しやすい傾向です。
変化の激しい感情の世界を内に持ちつつ、外では淡々と地に足のついた価値を提供する存在です。

➡️ 内では深く密な絆が安心をもたらし、外では確かな安定感を築く。内面の濃さと社会的な安定力が、静かに補い合っています。

向いている職業:

美術館学芸員 / 花屋 / 職人 / クラフト作家 / ファッションデザイナー / 五感ビジネス業 / 音楽制作 / インテリア販売 / 伝統工芸職 / 土地資産管理 / 彫金師 / 香水調香師 / ガーデンデザイナー / 陶芸家 / 彫刻家
  

🌍いて座(4H)― ふたご座(10H)

この配置の人にとって、安心を感じるのは自由な空気と広がりがある環境です。家庭においても、縛られない会話や思想、ユーモアがあり、学び合えるような関係性が心を育てます。
「一緒に成長できる関係」「精神的に旅できる空間」が、自分にとっての居場所になります。

社会的な場では、逆に身近な人々に情報や知識を伝える役割を果たします。ふたご座的に、知識を噛み砕いてわかりやすく伝える力、言葉でつなぐ力が発揮されます。
学んできたことを“そのまま話す”のではなく、「今ここにいる人が必要としている情報」に変換するスキルが求められます。

➡️ 内では思想や自由を分かち合うことが安心につながり、外では情報と対話で他者と関わることが社会的な貢献になります。広さと軽さのバランスが鍵です。

向いている職業:

アナウンサー / ニュース編集者 / 教育コンテンツ制作者 / コミュニケーション講師 / メディア運営者 / 作家 / セミナー講師 / 動画講師 / 広報・PR担当 / SNS運用者 / コラムニスト / オンラインスクール主宰 / 情報発信業 / 対話ファシリテーター / 講師業全般
  

🐐やぎ座(4H)― かに座(10H)

この人は、秩序だった家庭環境や努力が報われる関係性の中に安心を見出します。
感情を大きく揺さぶられる関係よりも、規律や誠実さがあり、時間をかけて信頼が積み重なる場所が自分の居場所になります。
「役に立つこと」や「自分にできること」を通して、静かに愛情を表現するタイプです。

社会に出ると、その硬質な内面とは対照的に、温かさ・育み・情のこもった働き方が自然と求められるようになります。家庭的な支援、ケア、育成に関する仕事など、心のこもった対人支援が社会的使命となります。
現実に強い内側があるからこそ、外でやさしさが花開く構造です。

➡️ 内では責任と努力によって安定を得て、外ではやさしさや感情の豊かさを活かして他者と関わる。堅実さと温かさの両輪が、この人の軸です。

向いている職業:

家庭支援職 / 看護師 / 保育士 / 食育指導者 / 学校支援員 / 家庭教師 / 心理カウンセラー / 地域福祉職 / 教育支援スタッフ / 介護職 / 生活支援員 / 学童保育 / 子育て支援コーディネーター / 子ども向け講師 / 家族相談員
  

🦁みずがめ座(4H)― しし座(10H)

この配置の人にとっての居場所とは、自由が尊重され、個性を押しつけられない空間です。家庭であっても形式や常識に縛られず、自分のスタイルをそのまま受け入れてくれる関係性が重要です。
「同じじゃなくてもいい」「違っていても一緒にいられる」という感覚が、自分にとっての安心の基盤になります。

社会では、逆に自分自身が主役になり、人前に立って表現する役割を果たすようになります。創造力や個性を打ち出すこと、注目されること、結果的に人の心を動かすことが使命になります。
家庭では“みんなの一員”として居たいのに、社会では“唯一の存在”として輝く必要がある。そのギャップにこそ成長の余白があります。

➡️ 内では自由と対等性を求め、外では自己表現によって人々に影響を与える。個性と貢献が両立することで、エネルギーが循環します。

向いている職業:

表現者 / 俳優・演奏家 / SNSインフルエンサー / 芸術家 / クリエイター / 演出家 / 司会業 / ブランドアイコン / イベント登壇者 / モデル / スピーカー / 商品開発責任者 / 自己表現指導者 / 芸能関係者 / クリエイティブ講師 / 人前で話す仕事 / オリジナリティ発信職
  

🐟うお座(4H)― おとめ座(10H)

この人にとって、安心できる空間は夢や感情を抑圧せずにそのまま受け入れてもらえる場所です。家庭や仲間の間で、言葉にならない気持ちを理解してくれること、曖昧さや弱さを受容してくれることが、心の居場所になります。
一人になれる時間や、感覚的に満たされる時間も大切です。

社会では、その繊細な感性を整理し、実用的に役立てることが求められます。支える・整える・気づく・整備するといった、細部に目を配る働き方が得意になります。
他者の曖昧なニーズを「形」にして提供する。内にある感性を、外で実務に活かす転換力がこの人の特徴です。

➡️ 内では感情と想像の世界に安らぎを感じ、外ではそれを現実的なサービスとして他者に提供します。感受性と実務力の橋渡しが、人生の鍵となります。

向いている職業:

保育士 / 看護助手 / セラピスト / 占い師 / 感情コーチ / ヒーラー / 臨床検査技師 / 心理アシスタント / ケアマネージャー / 精神科支援職 / 医療事務 / 感性系カウンセラー / サポートスタッフ / ハンドメイド作家 / 整理収納アドバイザー
  


アンギュラーハウスと、共同体感覚

以上、見てきたように「自分がここにいていい」と思える場所があり、誰かのために何かができていると感じられるとき、
私たちは幸せに近づいていきます。

そしてアドラーによると共同体感覚を育むためは、自己受容(1ハウス)と他者信頼(7ハウス)も関わってくる。

つまり

  • ありのままを自分を受け入れ(1ハウス)
  • 他者に仲間意識をもち(7ハウス)
  • 安心できる場所があり(4ハウス)
  • 社会に貢献しているとき(10ハウス)

きっと本当の幸せはやってくるんじゃないかな?


占星術師Yoda

アドラー心理学の「共同体感覚」と、ホロスコープを重ねてみると面白いでしょ?


クォッカちゃん

そうだね。アンギュラーハウスが活性化するほど共同体感覚が育まれて、幸福感が増すってことか〜

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