「占星術 × デザイン」〜占星魔術とアートの世界へ〜


目次
占星術にはいろんなカタチがあって良い!

占星術といえば、ホロスコープを読み解き、星のメッセージを届けること。
それは間違いありません。
けれど、もし“星の力そのもの”を形にして、持ち歩けるとしたら?
そんな魔術的な可能性に触れたとき、占星術の世界はぐっと立体的に、そして芸術的に開けていきます。
🔮 占星“魔術”とは?──宇宙エネルギーをデザインする
「占星術×魔術」は、古代から続く実践体系です。
特定の惑星が最も力を発揮する“星の時間”に合わせて、儀式・アート・物質(タリスマン)を創り出すことで、星の恩恵を地上に“封じ込める”のです。
たとえば──
木星が東の空に昇り、牡牛座を運行している朝。金属スズに木星の神名を刻み、青い宝石をあしらったタリスマンを作ることで、「富と繁栄の守護アイテム」が完成する。

占星術師Yoda
まるで物語のような世界ですが、これは実際に現代でも行われている実践なのです。
🧙♂️ 占星魔術のキーパーソンたち
◉ クリストファー・ワーノック(Christopher Warnock)
彼は、中世魔術書『ピカトリクス』を現代に復興させた占星魔術の第一人者でもあり、
ルネサンス期の選時術(エレクショナル・アストロロジー)を使い、天体に対応する魔術的タリスマンを制作しています。
彼のサイトでは、実際に祝福された金属製タリスマンが販売されており、コレクターにも人気。

占星術師Yoda
…ちなみに中世魔術書『ピカトリクス』は日本語フルバージョンのものをAmazonで買えちゃうっていう…
タリスマンは惑星の本質そのもの。天の力を封じ込めた魔術的スナップショットなのです。
(The talisman embodies the essence of the planet — a magical snapshot of celestial power.)
◉ エイ・ティー・マン(A. T. Mann)
エイティーマンは、建築家・占星家・アーティストとして活躍する多才な人物。
「マンダラ占星術」や「聖なる建築」など、視覚と宇宙の秩序を融合させたデザインが特徴です。
彼の作品はまさに「ホロスコープの曼荼羅」。幾何学的で霊的なアートが、私たちに“宇宙との接続”を思い出させてくれます。
「占星術師 × デザイナー」という在り方
あなたがもし占星術を学んでいるのなら、星を読むだけでなく、星を「かたち」にする人にもなれるかもしれません。
例えば…
- ホロスコープを描いた曼荼羅アート
- 個人の出生図から導かれる“守護タリスマン”の設計
- 天体の周期に合わせたプロダクトやパッケージデザイン
- オリジナルのタロットやオラクルカード
デザインの力は、星の言葉を視覚化し、より深く人に届けることができます。
🪬 タリスマンの制作:魔術的アートの実際
◉ 基本の流れ(クリストファー・ワーノック氏の手法より)
- 1.目的を明確にする
例:「金運」「創造力アップ」「人間関係の調和」など - 2.適した惑星を選ぶ
例:金運なら木星、恋愛なら金星、守護なら土星 - 3.占星術で最適な時刻(Election)を選定
→ 惑星がディグニティを持ち、アセンダントに昇っている瞬間など - 4.素材と図像を選ぶ
→ 金属・宝石・刻印シンボル(神名、シジル、数秘、天使名など) - 5.儀式的に製作・祝福する
→ 香・チャント・祈り・視覚化などを伴う

クォッカちゃん
ちょっと難しそうだけど、面白そうだね!

占星術師Yoda
こうしたプロセスすべてが、まさに“魔術的アート”なんだよね。
🌟 あなたの占星術は、どんなかたち?
「星を読む人」から「星の力をデザインする人」へ。
占星術の道は、伝統的な鑑定や講座だけじゃない。
魔術的で、アーティスティックで、自由な創造が広がる世界が、あなたの内側にも眠っているかもしれません。
ぜひ、星と美と魔術のコラボレーションを、あなたなりに探ってみてくださいね^^


クォッカちゃん
Yodaって元デザイナーだから占星魔術チャレンジしてみたら?

占星術師Yoda
>そうだね♪占星魔術にもいずれチャレンジしてみたいな♪
参考記事: