『鬼滅の刃』の善逸さんの☀️太陽と🌙月はスクエアかもしれない


目次
善逸さんをユング的にみると…?
こんにちはyodaです
『鬼滅の刃』には、我妻善逸(あがつま ぜんいつ)というキャラがいますね。
善逸さんは、気絶すると力を発揮するという面白いキャラで、
ぼくはこの人が一番好きなんですよね…
なぜかというと、すごく人間らしいなぁと思うから。
🔸 自分の奥には、もう一人の自分がいる
善逸さんって
「エゴが退いたときにセルフが現れる」
という、ユング的なモチーフなんですよね。
ユングは、「自分」というものを、①エゴと②セルフに分けて考えました。
エゴというのは、日常的に"自分"だと感じている意識。
セルフというのは、"真の自己"みたいな感じ。ハイヤーセルフのこと。
ユングは、「セルフは自己の全体であり、エゴはその一部にすぎない」と言っています。

クォッカちゃん
・・つまり普段、ぼくらは"エゴ"の意識で生きているけれど、もっと広大な"セルフ"という自分がいると?

占星術師Yoda
その通り。ユングは、エゴがセルフと出会い、関係を築くことこそが真の「自己実現」だと考えていた。
🌙月はエゴを表し、☀️太陽はセルフを表す
占星術的にいうと、エゴは月で、セルフは太陽です。
僕らは普段、"エゴの意識" で世界を見ていますね。
安心とか不安といった心の揺れを通して。
これは占星術でいう月そのものです。
一方、太陽は、セルフ(真の自己)の象徴です。
それは外側の世界に振り回されない「本来の自分」であり、
無限のエネルギーの源です。
(余談ですが、バシャールは、エゴを「フィジカルマインド」、セルフを「ハイヤーマインド」と呼んでいます。>>以前のコラムに書いたのでそちらも参考にどうぞ)
善逸さんを占星術的にみると…?

🔸 善逸さんの、月と太陽はスクエアかも!?
善逸さんの普段の月(エゴ)は、
「自分にはできない」「自分は弱い」といった自己否定的思考に閉じ込められています。
この状態では、太陽(セルフ)とのつながりが遮断されて、
本来の潜在力が発揮されません。
月の防衛意識が強すぎて、太陽の光が閉ざされている状態なんですね。
だから月が静まったとき(=気絶したとき)に、太陽(=本来の力)を発揮できるのです。
"スクエア"というアスペクトは、「熟練するまで同時に起動するのが難しい」という性質があります。
月がONのとき、太陽はOFFになる。
月がOFFのとき、太陽がONになる。
善逸さんのホロスコープの太陽と月は、もしかするとスクエアなのかもしれません笑
🔸 炭治郎の、月と太陽は調和してそう
一方の炭治郎の月(エゴ)は、とても安定しています。
彼は恐怖を感じても、思考があまり混乱しません。
さらに彼の太陽(セルフ)は、日常意識の中で十分に現れていて、
行動原理は、個人的欲望ではなく「内なる正しさ」や「全体の調和」に根ざしています。
月(エゴ)が、太陽(セルフ)の導きに同調している状態です。
このことから、炭治郎のホロスコープの太陽と月は、調和したアスペクトの可能性大!?
あなたはどのタイプ? 鬼滅のキャラタイプ診断♪

ここから先は、わたくしYodaによる独断と偏見による分類なので、
お遊びだと思ってお付き合いください。
お手元に、あなたのホロスコープを用意してくださいね。
あなたの太陽と月の状態を確認してみましょう。
太陽と月の関係 | タイプ名 | 心理構造 |
---|---|---|
60°(セクスタイル)・120°(トライン) | 炭治郎タイプ | 月(エゴ)と太陽(セルフ)が協調。内的調和が取れていて、直感と行動が自然に一致。 |
90°(スクエア)・180°(オポジション) | 善逸タイプ | 月(エゴ)と太陽(セルフ)の方向性がズレやすく葛藤が多い。だが、その緊張が成長と覚醒を生む。 |
0°(コンジャンクション) | 伊之助タイプ | 月(エゴ)と太陽(セルフ)がほぼ一体化。直情的で原始的、本能がストレートに太陽エネルギーを表現する。 |
太陽or月がノーアスペクト | 冨岡義勇タイプ | 月(エゴ)と太陽(セルフ)が互いに反応せず、独立して存在。感情と意志が分離しやすく、孤独感が深いが、自己完結型で静かな強さを持つ。 |
太陽と月に直接アスペクトなし 他天体が媒介 |
媒介型タイプ | 月(エゴ)と太陽(セルフ)が直接つながらずとも、他の天体が両者を橋渡しする。月と太陽が、言葉・芸術・行動などで結びつく。 |
(※この分類はわたくしYodaによる独断と偏見による分類です。また太陽と月をこのように単純化して語れるものではないことは承知の上でのエンタメであることをご理解いただけますと幸いです)
🔥 伊之助タイプ (コンジャンクション:0度)
伊之助は、思考よりも衝動で動くタイプ。
それは太陽(意志)と月(感情)がぴったり重なっているような状態です。
「感じたことがそのまま行動になる」。
だからこそ純粋で、時に無鉄砲。
☀️+🌙=🔥 生命力そのもの
彼の「生きる!」という衝動は、太陽と月が融合したエネルギー。
🪶 冨岡義勇タイプ (太陽or月のアスペクトなし)
冨岡さんは、太陽と月が互いに触れ合わないような孤立した印象。
感情(月)をあまり表に出さず、静かな内的秩序(太陽)で動いている。
これは、太陽または月がノーアスペクトの人に見られる特徴。
彼の場合は、「自分の感情がわからない」時期を経て、深い静けさの中に“独自の光”を見いだします。
🪞 媒介型タイプの人へ
太陽と月が直接アスペクトを持たなくても大丈夫。
あなたの中では、別の星が“橋渡し”をしてくれています。
たとえば、
- 月と水星がつながっているなら、言葉や思考を通して感情を理解する人。
- 月と金星なら、芸術や愛情を通して心を表現する人。
- 月と火星なら、行動によって感情を処理する人。
このタイプは、感情と本質を「間接的に」結び直す知恵を持っています。
あなたにとっての“つなぎ役の星”を探すことが、自己理解のカギです。
🔸 おわりに
どのタイプも、欠けているのではなく「異なる宇宙のリズム」で動いているだけ。
- 善逸は“月が太陽を学ぶ人”
- 炭治郎は“太陽と月が手を結ぶ人”
- 伊之助は“太陽と月が溶け合う人”
- 義勇は“太陽と月が沈黙の中で輝く人”
僕らはみんな、もともと“無限の源”につながっています。
それは、太陽(セルフ)が放つ光のように、絶えず内側から照らしてくれている。
けれど、日々の生活の中で、ぼくらはつい月(エゴ)のほうを“自分”だと思い込んでしまう。
感情や不安、周囲の期待に反応するたびに、本来の光を小さくしてしまうんです。
あなたの太陽の声は、いつも静かです。
けれどその声は、決して消えません。

エゴのざわめきを手放したとき――
その静けさの中から、とてつもなくパワフルなあなたが、そっと顔を出すのです。