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感情とは、自分を知るためのナビゲーションツールだ

感情とは、自分を知るためのナビゲーションツールだ

人生・運命・学び, 心理学, ビリーフ, ブリーフシステム, 信念, 感情, 観念

心の根っこにある「観念」について

観念ってなに?

人は、心の根っこに、さまざまな "観念" をもっている。

観念というのは、本人が強く信じ込んでいる価値観のこと。

それは幼少期に植え付けられたり、親や友達、先生、社会から刷り込まれたり、いろんなところから来ています。

 
 
人ってのは、いろんな観念を通して世界を見る。

優れてないと愛されない」という観念がある人は、平凡な自分自身を恥じたり、あるいは優れた人をみて嫉妬の感情に苦しむ。

清貧は美徳である」という観念がある人は、お金持ちをみると嫌悪感を抱く。

  
でも、もしも
「優れてないと愛されない」という観念がなければ・・?
平凡な自分に対して、ネガティブな感情エネルギーは湧いてこないはずですよね。


占星術師Yoda

感情ってのは、観念のフィルターを通して湧いてくるエネルギーにすぎない。

感情は、敵じゃない

感情は、敵ではない。
感情とは、「観念に気づくためのナビゲーションツール」なんだ。

  
怒りだけを沈めようとしても、
不安だけを感じないよう取り繕っても、

本質的な解決には至らないでしょう。

大切なのは、「自分がどんな観念をもっているから、その感情が湧いてきたのか」に気づくこと。

  

・・ここで、ちょっとイメージしてみてほしい。 

鍋が煮立っているところに、氷を放り込んでも、一時的に温度は下がるがすぐまた沸騰してしまうよね。
それよりも、火の元を消すことが大切だ。そうすれば二度と沸騰することはない。

感情もこれと同じなんだ。

感情を消しても、すぐまた再燃する。
でも観念に気づき手放せば、それに付随する感情は、二度と湧いてこなくなる。


クォッカちゃん

なるほど。 感情って、手放すべき観念を教えてくれているんだね

 
怒りや、恐怖、不安、嫉妬や嫌悪・・

それらの感情は、
自分は心の根っこにどんな "観念" があるから湧いてきたのか? を教えてくれている。

 
強い感情が湧いたときは、観念に気づくチャンスだ。

そんなときは、ぜひ自分の根っこを内観してほしい。

何か大事な気づきを得られるかもしれない。
(・・すぐには気づかないかもしれないが、いつかは気づく)

 
感情は、自分を知るためのナビゲーションツールとして使うものなんだ。

 
ぼくの師はよくこう言っていたよ。

「感情は答えではない」って。

感情を答えにして生きると、
怖いからチャレンジしない、ムカつくから絶交する、不安だから何もしない、といったように、感情に振り回される人生になる。

そうじゃない。

本当の答えは、感情の奥にある"観念"にある。

自分が抱えている"観念"を、ゆっくりでいいから見抜いていきましょうね^^

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