金星と火星は「セット」で恋人像を象徴する


目次
- ▶︎ 男性のチャートでは金星が、女性のチャートでは火星が恋人を表す、という考えはもう古い!?
- ▶︎ 火星12サイン別:あなたが「どんなふうに愛したいか」
- ⚫︎ ️ おひつじ座の火星
- ⚫︎ ️ おうし座の火星
- ⚫︎ ️ ふたご座の火星
- ⚫︎ ️ かに座の火星
- ⚫︎ ️ しし座の火星
- ⚫︎ ️ おとめ座の火星
- ⚫︎ ️ てんびん座の火星
- ⚫︎ ️ さそり座の火星
- ⚫︎ ️ いて座の火星
- ⚫︎ ️ やぎ座の火星
- ⚫︎ ️ みずがめ座の火星
- ⚫︎ ️ うお座の火星
- ▶︎ 金星12サイン別:あなたが「どんなふうに愛されたいか」
- ⚫︎ ️ おひつじ座の金星
- ⚫︎ ️ おうし座の金星
- ⚫︎ ️ ふたご座の金星
- ⚫︎ ️ かに座の金星
- ⚫︎ ️ しし座の金星
- ⚫︎ ️ おとめ座の金星
- ⚫︎ ️ てんびん座の金星
- ⚫︎ ️ さそり座の金星
- ⚫︎ ️ いて座の金星
- ⚫︎ ️ やぎ座の金星
- ⚫︎ ️ みずがめ座の金星
- ⚫︎ ️ うお座の金星
- ▶︎ 火星と金星のサインの組み合わせから、あなたの恋愛観を読み解こう
男性のチャートでは金星が、女性のチャートでは火星が恋人を表す、という考えはもう古い!?
リズ・グリーンの代表作『占星学(Relating)』では、次のような記述がある。
「一般に、男性のホロスコープにおいては、太陽が意識、月が無意識を象徴する。
一方で、女性のホロスコープでは、月が意識、太陽が無意識を象徴する。」
現代の占星術でも、男性のチャートの月は妻、女性のホロスコープの太陽は夫、という考えはあるけれど、
意識と無意識までを逆転させるのはビックリ…。
当時、性別に応じて象徴の意味が変わるという考えは、画期的だった。
こうした解釈は、リズ・グリーンのような心理占星術家が、1970年代にユング心理学の枠組みを取り入れた象徴論に基づいている。
でも、現代のようにジェンダー理解が多様化し、ノンバイナリーやトランスジェンダーが受け入れられつつある今、このような「性別に基づく象徴の割り当て」は、再考の必要性がありそうです。
「男性にとっての恋人は金星、女性にとっての恋人は火星」という解釈は、だんだんズレが大きくなってきているように思う。
ますます男子が草食化し、女子は逆に強くなりつつある昨今はとくに。
金星と火星は「セット」で恋人を象徴するのでは?
「金星=男性にとっての恋人」「火星=女性にとっての恋人」というモデルから離れて、むしろこの二つをセットで捉えるべきではないでしょうか?
なぜなら、恋愛とは「愛される(金星)」か「欲する(火星)」かのどちらかではなく、
2つのエネルギーが循環するプロセスだから。
誰かを「愛したい(火星)」という衝動は、そもそもその人に「喜び(金星)」を感じているから生まれるわけですよね?
ならば、恋愛において真に満たされるには、
与える・求めるだけではなく、火星と金星のエネルギーの循環を読み解くことがカギになりそうです。
- 金星→ 「喜び・魅力・快楽・愛」
- 火星→ 「欲望・衝動・追求・攻撃性」

占星術師Yoda
恋愛とは、金星と火星のエネルギーがぶつかり、混ざり合いながら流れていくプロセスなのです。
火星12サイン別:あなたが「どんなふうに愛したいか」

占星術師Yoda
火星のサインから、「どんな風に愛したいのか?」という恋に対する能動的な態度を読みます
♈️ おひつじ座の火星
一目惚れ&即アプローチ!
狩猟本能で動く、直球ストライカー。恋は待つものじゃなく、奪うもの。追うほどに燃えます。
♉️ おうし座の火星
愛は育てるもの
一歩一歩、確実に距離を詰めたい。触れ合いやスキンシップも重視。急がず、でも確実に関係を築きます。
♊️ ふたご座の火星
会話で落とす恋のトリックスター
軽やかに話しかけて、まずは友達から。恋のきっかけは「言葉」。知的な刺激が恋のスイッチ。
♋️ かに座の火星
優しさで包む“内なる戦士”
ストレートなアプローチは苦手。守ってあげたい、寄り添いたい気持ちで恋が始まります。家庭的な空気が決め手。
♌️ しし座の火星
ドラマティックに恋したい!
恋はステージ、主役でいたい。自信たっぷりのラブゲーム。全力でアピールし、愛されることでさらに燃え上がる。
♍️ おとめ座の火星
じわじわ好きになる観察型
相手をよく観察し、気配りで距離を詰めるタイプ。恋は整理整頓と忍耐力。細やかなサポートで愛を伝えます。
♎️ てんびん座の火星
好感度MAXでスマートに
恋も美しくありたい。気の利いた言葉、洗練された立ち振る舞い。バランス感覚が恋の武器。
♏️ さそり座の火星
マグマのような燃える情熱
表情に出さないけど、内側はマグマ級。いったんロックオンしたら最後まで離さない、深く一体化したい恋愛スタイル。
♐️ いて座の火星
自由を武器に恋を射抜く
束縛は苦手。でも「この人おもしろい!」と感じたら、即突進。行動力とノリで恋が始まる自由派ラバー。
♑️ やぎ座の火星
計画的な恋のハンター
恋愛にも戦略と根気。軽率な動きはしないけれど、決めたら長期戦でも勝ち取りに行く意志の強さが魅力。
♒️ みずがめ座の火星
友情から始まる革新的アプローチ
まずはフラットな関係から。常識にとらわれず、ユニークな接点や距離感で関係を築く、知性派の恋。
♓️ うお座の火星
共感からにじみ出る恋
感情の波に乗って恋に落ちる。相手の気持ちを感じとり、やさしく溶け合いたい。時に“救ってあげたい”欲が出ることも。
金星12サイン別:あなたが「どんなふうに愛されたいか」

占星術師Yoda
金星のサインから、「どんな風に愛されたいのか?」という恋に対する受動的な態度を読みます
♈️ おひつじ座の金星
追いかけられたい!燃えるような情熱が欲しい
恋はスピードとインパクト。まっすぐで情熱的なアプローチに心が揺れる。曖昧な態度より、熱い一言で落ちるタイプ。
♉️ おうし座の金星
安心・ぬくもり・五感に寄り添う愛が好き
一緒にいるとほっとする、触れ合いのある愛が理想。焦らず、ゆっくり愛されたい。物質的な豊かさにも惹かれる。
♊️ ふたご座の金星
軽やかで刺激的な言葉のやり取りにキュン
恋の入口はおしゃべり。知的でユーモラスなやり取りが何よりの愛情表現。常に「楽しい関係」でいたい人。
♋️ かに座の金星
守られたい、包み込ま
優しさ、ぬくもり、家庭的な雰囲気。愛されている実感を細やかなケアで感じたい。感情の共鳴が一番の鍵。
♌️ しし座の金星
特別扱いされたい!愛されてると実感したい
あなたは私だけを見ていて、という気持ちが強い。ドラマチックな演出や大胆な愛情表現に心がときめくタイプ。
♍️ おとめ座の金星
誠実さと細やかな配慮で愛されたい
言葉より行動。マメな連絡や健康気遣いなど、実務的な優しさが愛情と感じる。清潔感や几帳面さも大事な要素。
♎️ てんびん座の金星
美しく、調和のある関係に憧れる
優雅な時間、美的センス、礼儀ある言葉に愛を感じる。心地よいバランスが保たれる恋愛が理想。
♏️ さそり座の金星
絶対的な深さと一体感を求める
表面的な優しさでは満たされない。精神的・肉体的に深く結ばれる、全身全霊の愛を求めるタイプ。独占欲も強め。
♐️ いて座の金星
自由と冒険がそのまま愛
型にはまらない恋がいい。刺激と発見のある関係に惹かれる。愛されながらも自由を尊重してほしいタイプ。
♑️ やぎ座の金星
信頼と尊敬に支えられた関係を求める
浮ついた恋より、真剣で誠実な愛が欲しい。安定感や実績、尊敬できる人からの愛情に最も心を開く。
♒️ みずがめ座の金星
仲間のように自然体で愛されたい
「恋人だけど親友みたい」が理想。距離感や独自の価値観を尊重してくれる自由な関係に惹かれる。
♓️ うお座の金星
ロマンチックで包まれるような愛にときめく
感情を共有し、理屈抜きで「なんとなく通じ合う」関係が理想。優しくて夢のような愛に憧れが強いタイプ。
✨火星と金星のサインの組み合わせから、あなたの恋愛観を読み解こう
恋愛は「どう愛するか(火星)」と「どう愛されたいか(金星)」の循環でできている。
ここでは、いくつかのサンプルをもとに、恋愛スタイルを読み解いてみましょう。
🔄 [火星:いて座] × [金星:かに座]
→ 自由を求めて駆け出すけど、帰る場所にはぬくもりがほしい人。
旅と冒険が好きだけど、愛される安心感も手放せない。恋愛は“出入り自由な心の巣”のようなもの。
🔄 [火星:さそり座] × [金星:ふたご座]
→ 深く愛したいのに、軽やかさを求めて葛藤しやすいタイプ。
内側は超情熱型。でも、心が重くなりすぎると逃げたくなる。甘くてピリ辛な恋愛スタイル。
🔄 [火星:おうし座] × [金星:おとめ座]
→ 地に足のついた実直な恋愛スタイル。
ゆっくり誠実に近づきたい。大きな言葉より、小さな行動の積み重ねで信頼を築く人。
🔄 [火星:おひつじ座] × [金星:しし座]
→ とにかく熱い! 情熱と自信で恋を動かす主役体質。
愛したいし、愛されたい。ドラマチックで情熱的な恋でないと物足りないタイプ。
🔄 [火星:みずがめ座] × [金星:いて座]
→ 恋のルールは自分で決める自由人。
型にはまらず、友情や思想の一致から恋が始まるタイプ。知的刺激と自由な関係を求める。
🔄 [火星:かに座] × [金星:さそり]
→ 表面的には優しく、内面では情熱的に一体化したい。
恋に落ちると相手を守りたい気持ちが強くなる。でも、本当は誰より深くつながりたい人。

占星術師Yoda
このように、自分の火星サインと金星サインを組み合わせることで、あなたの恋愛観が見えてきます。
参考記事: