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占い師やセラピストが手放すべき「思い込み」とは? 〜シータヒーリングの7つの層〜

占い師やセラピストが手放すべき「思い込み」とは? 〜シータヒーリングの7つの層〜

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シータヒーリングと7つの層

シータヒーリングとは?
ヴァイアナ・スタイバルの画像図1.ヴァイアナ・スタイバル(Vianna Stibal)

シータヒーリングは、アメリカのヒーラー ヴァイアナ・スタイバル さんによって提唱されたヒーリングメソッド。

具体的には、脳波をシータ波にすることで、潜在意識や高次の領域にアクセスして、癒しや気づきをもたらすヒーリングの手法です。

ヴァイアナさん自身、重い病をきっかけに、瞑想状態=シータ波の脳波を通じて「創造の源」とつながることで自らを癒し、その方法を体系化したのです。

今ではシータヒーリングは、現在では世界中で学ばれていて、セラピーやカウンセリングなど、幅広い分野で応用されています。

知らずにいると危険

占い師や占星術師、セラピスト、カウンセラー、ライトワーカー

・・彼らの仕事は、クライアントさんが抱える悩みや心の深層、運命の流れを読みとき、
そしてクライアントがより自由に生きられるようにサポートすること。

・・しかし、これにはリスクも伴います。

例えば、"犠牲意識"をもったままクライアントをヒーリングをし続けると、自らをすり減らしてしまいます。

亡くなった知人のライトワーカー

知人のライトワーカーも数人が亡くなっています。
彼ら・彼女らは、相手の役に立ちたい、癒やしてあげたい、という素敵な方々でした。

しかしヒーリング時に、未浄化のエネルギーを引き受けてしまったり、犠牲意識などが元になり
自らの命を削ってしまったのだと思っています。

このような「制限された視点」にヒーラー自身が縛られていると、ものすごく危険なのです。


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今回紹介するのは、そんなときの指針となるのがシータヒーリングの教えにある「存在の7つの層」という考え方です。


7つの層と、手放すべき「思い込み」について

シータヒーリングの存在の7つの層図2.シータヒーリングの存在の7つの層のイメージ

さて、シータヒーリングの創始者であるヴァイアナさんは、
自身の病を癒す体験を通して「世界には複数の層がある」と直感しました。

瞑想と実践を重ねるなかで、それは単なるスピリチュアルな比喩ではなく、
私たちの意識や存在を成り立たせている「7つの層」として整理されていったのです。

この「存在の7層」は、シータヒーリングを理解する上での大切な柱であり、
私たちがどの視点から世界を見ているのかを理解するための“意識の地図”となります。

(あらゆるヒーラー、セラピストは、一度に1つ以上の層を利用します)


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そして、とくにライトワーカーとして活動するためには、
とくに第4と5層に由来する思い込みや制限を手放し、第7層の視点に立つことが欠かせません。

第1層:鉱物界(物質の基盤)
第1層:鉱物界、物質の基盤

石や鉱物、結晶など、すべての物質の基礎を成す層。肉体の安定や物理的なエネルギーに深く関わります。

この層を活用しているヒーラーの例としては、クリスタルヒーリングがあります。
また、テレキネシス(無機物を動かす能力)は、この第1層と第6層を組み合わせて働きかけることで行われます。

第2層:植物界(成長と循環)
第2層:植物界、成長と循環

植物やハーブ、樹木、そして妖精やエレメンタルの存在が含まれる層。
癒しや循環のエネルギーを司り、自然療法や食の力とも結びつきます。

草木にはそれらを守る霊がいます。自然霊や妖精などです。
妖精たちはイタズラ好きですが、人気を助けてくれることもあります。

妖精たちはサポートしてくれる見返りを求めることもあるようです。
彼らのサポートを受けた見返りとして、光り物、たとえばアクセサリーやカギなどを無くしてしまうことがあるようです。

第2層を活用するヒーラーには、植物と薬物反応に関する幅広い知識が求められます。
知識不足のまま扱うと、クライアントを危険にさらすこともあるからです。

第3層:人間界・動物界
第3層:人間・動物の物質的な世界

私たちが生きる日常そのもの。身体、社会、感情、学びや挑戦を経験する場です。

この層を利用するヒーラーは、例えば整体師や鍼灸師、外科的な手術など。
(医師は第3層から施術をしつつも第6層の因果の法則を同時に利用しています)

じつは人間というのは、第3層だけに存在しているわけではなく、すべての層にまたがって存在しています。

浮遊霊は第三層と第四層のはざまに存在しているとされ、また「時間に支配される」という特徴があるのもこの層です。 銀河系の宇宙人の来訪は、第3層と第5層で起こります。

第4層:霊界(魂や祖先、霊の世界)
第4層:魂や祖先、霊の世界

ご先祖さまやスピリットの領域。血のつながりや魂の契約が影響する層です。
ここがいわゆる「霊界」といわれる場所です。

シャーマンやメディスンマンなど、この層を利用するヒーラーは霊や先祖の力を借りて、ヒーリングをすることがあります。

この層を利用するヒーラーは、制限や契約に縛られることがあります。
例えば、自分自身を癒やしてはならない、といったものなど。

彼らは霊魂とハーブを共に利用することがよくあり、つまり第4層と2層(ハーブの知識)を融合して利用している癒やしているわけです。

この層の思い込みのパターン:
「私は家系の因縁を背負わなければならない」
「孤独や苦しみを体験するのが宿命だ」

➡ 手放し、入れ替えるべき視点:
「私は祖先の愛と祝福を受け取りながら、自由に選択できる」
「孤独ではなく、つねに源とつながっている」

第5層:神界(天使や神々、高次存在の世界)
第5層:天使や神々、高次の存在

神仏、天使、守護的な存在とつながる層です。信仰や祈りのエネルギーとも重なります。

この層には、数百にも及ぶ等級があり、好ましくないエネルギーもいれば、ブッダやキリストなど悟りに達した存在もいます。

第5層利用するヒーラーは、天使や高次存在とのチャネリングや、霊的治療を施します。
一方で、この層を利用するヒーラーは、自らのエネルギーの犠牲を払って癒しを起こすことが多々あるので注意が必要です。

この層の思い込みのパターン:
「クライアントの苦しみや病を引き受けなければならない」
「高次の存在の声に従うしかない」

➡ 手放し、入れ替えるべき視点:
「私はクライアントを癒すのではなく、源の光へと導く」
「高次の存在は協力者であって、私の自由意志を尊重している」

第6層:法則界(物理法則や、普遍的な秩序の世界)
第6層:物理法則や、普遍的な秩序

物理法則、スピリチュアルな法則、カルマや時間の制約など、世界を成り立たせているルールの層。

(カルマは第4層にありますが、その仕組みを成り立たせている法則は第6層にあります)

第6層を利用するヒーラーは、音や図形、数字や光などを用いてヒーリングをします。
神聖幾何学などもそう。 地球の磁気グリッドや、天文学、数秘術を用いるヒーリングも、第6層で行われます。

つまり、占星術や、ホロスコープ・リーディングをするときのあなたは、第6層を利用しているわけですね。

第7層:創造界(創造の源、無条件の愛、宇宙意識)
第7層:創造の源、無条件の愛、純粋意識

あらゆるものの源であり、無条件の愛そのもの。制限を超えた純粋な創造のエネルギーです。

第7層は、時間やカルマの制約からも解放されており、
「過去に縛られることなく、未来を自由に選び取る力」にアクセスできる層です。
ここでは「癒す/癒される」という二元性さえも超えて、
すべてが光と愛として存在していることを体感できます。

ヒーラーや占星術師がこの層に立つとき、
セッションは「何を取り除くか」ではなく「どんな創造を選ぶか」という視点にシフトします。

- クライアントの制限や痛みに同調するのではなく、
その人の魂が本来もつ無限の可能性を映し出すことができる。

- 病や苦しみを「問題」として捉えるのではなく、
「愛に還るための扉」として再解釈できる。

そして、第7層に根ざすとき、私たち自身も犠牲になる必要はありません。
クライアントを「助ける」のではなく、「源とつなぐ導きをする」だけで十分だからです。


占星術師Yoda

まさにここが、ライトワーカーが安全に、そして喜びをもって活動を続けるためのカギとなる視点なのです!


占い師や占星術師、セラピストは第4層と第5層の思い込みを手放そう

第4層、第5層にとどまるとどうなるか

占星術師やセラピストがリーディングやセッションを行うとき、しばしば第4層、第5層の思い込みを抱えていることがあります。

👉第4層の思い込みの例:

「私は家系の因縁を背負わなければならない」
「孤独や苦しみを体験するのが宿命だ」

👉第5層の思い込みの例:

「クライアントの苦しみや病を引き受けなければならない」
「高次の存在の声に従うしかない」

・・・これらの思考パターンは、「制限」や「思い込み」となり、クライアントを解放するどころか、自身を滅ぼす危険性があります。

占星術やセラピーは、人を導く強力なツールです。だからこそ僕らは、自分の視点がどの層にあるのか?を常に意識する必要があるのです。

第4層、第5層の思い込みに縛られるのではなく、できれば第7層から光を当てること。

あなたの鑑定やセラピーが、より多くの人を自由に導くものとなることを願っています。


占星術師Yoda

占星術は主に第6層の叡智を扱う技術ですが、第7層の愛の視点からもチャートを読むことが大切です^^

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