スターシード占星術入門 〜恒星と魂のルーツを探る〜


目次
スターシード占星術 〜恒星と魂のルーツを探る〜
スターシードって?
「地球のルールや価値観がどうしても自分に合わない」
「なぜか常に生きづらさを感じる」
「自分はどこか“ここではない場所”から来たような気がする」
そんな感覚を持つ人がいます。
もしかするとあなたは スターシード かもしれません。
スターシードとは、宇宙由来の魂を持つ人のこと。
彼らは、プレアデス、シリウス、アルクトゥルスなどの星系にルーツを持ち、「地球をサポートするために転生してきた魂」だといわれています。
スターシード占星術について
占星術は通常、太陽系の惑星やサインで読み解きますが、古代から恒星も重要な意味を持つとされてきました。
現代スピリチュアルの潮流では、特に恒星を「魂のルーツ」「宇宙的な意識」と結びつけて読むスタイルが広がっており、これをスターシード占星術と呼びます。
"恒星占星術"というものがありますが、それとはちょっと違い、
スターシード占星術では、恒星を「魂のルーツ」「宇宙的な意識」と結びつけて解釈するのが特徴です。

占星術師Yoda
スターシード占星術では、出生図でその恒星が重要なポイント(ASC, MC, 太陽, 月, ノードなど)に重なる場合、
その魂が特定の宇宙意識と強く共鳴していると見なされます。
オーブは1度以内に
恒星は「点」なので、惑星や感受点との合を読むときの許容度数は狭めに設定します。
基本は、1度以内です。明るい恒星(シリウス・アンタレス・アルデバラン・レグルスなど)で、最大2度、
そしてジャスト合(0°00′〜0°30′)だと、特別な魂的リンクがあるとされます。
恒星は、72年で約1度ズレる
恒星の位置は固定されているように見えますが、
地球の歳差運動により72年で約1度ずつズレます。
そのため、正確に読むには「出生年の度数」を参照する必要があります。
恒星20個の、黄道上の度数表!

占星術師Yoda
以下は、スターシード視点から特に注目される主要恒星と、それぞれが象徴する「魂の使命」や意識のテーマを整理した一覧です。ホロスコープ上の該当度数に天体がある方は、対応するスターシード的役割に共鳴している可能性があります。
🌟 主要な恒星10個
恒星名 | 1900年 | 1950年 | 2000年 | 2025年 | スターシード的使命 |
---|---|---|---|---|---|
プレアデス(アルキオネ) | おうし座 28°05′ | おうし座 28°37′ | おうし座 29°10′ | ふたご座 0°00′ | 愛と調和、芸術・癒し、集合意識の調和 |
シリウス | かに座 12°20′ | かに座 12°59′ | かに座 13°38′ | かに座 14°05′ | 真理の探求、霊性と科学の架け橋、教師的役割 |
アルクトゥルス | てんびん座 23°05′ | てんびん座 23°36′ | てんびん座 24°08′ | てんびん座 24°33′ | 宇宙的ヒーリング、守護、未来的文明 |
ベガ | やぎ座 14°05′ | やぎ座 14°37′ | やぎ座 15°09′ | やぎ座 15°34′ | 音・光の波動、芸術表現、独立性 |
アンタレス | いて座 8°25′ | いて座 8°56′ | いて座 9°28′ | いて座 9°53′ | 浄化、戦士の精神、破壊と再生 |
アルデバラン | ふたご座 8°25′ | ふたご座 8°56′ | ふたご座 9°28′ | ふたご座 9°53′ | 守護、正義、誠実さ |
スピカ | てんびん座 22°35′ | てんびん座 23°07′ | てんびん座 23°39′ | てんびん座 24°04′ | 芸術的才能、直感知性、神聖な創造性 |
リゲル(オリオン) | ふたご座 15°20′ | ふたご座 15°51′ | ふたご座 16°23′ | ふたご座 16°48′ | 二元性の学び、挑戦、魂の鍛錬 |
ベテルギウス(オリオン) | ふたご座 27°20′ | ふたご座 27°51′ | ふたご座 28°23′ | ふたご座 28°48′ | 霊的リーダーシップ、集合意識の覚醒 |
レグルス | しし座 29°02′ | おとめ座 0°03′ | おとめ座 0°59′ | おとめ座 1°32′ | 王的リーダーシップ、勇気、名誉 |
🌌 ややマニアックな恒星10個
恒星名 | 1900年 | 1950年 | 2000年 | 2025年 | スターシード的使命 |
---|---|---|---|---|---|
フォーマルハウト | うお座 3°30′ | うお座 4°02′ | うお座 4°34′ | うお座 4°59′ | 神秘・ビジョナリー、異界との橋渡し |
レグルス | しし座 29°02′ | おとめ座 0°03′ | おとめ座 0°59′ | おとめ座 1°32′ | 王的リーダーシップ、勇気、名誉 |
プロキオン | かに座 23°39′ | かに座 24°18′ | かに座 24°57′ | かに座 25°24′ | 知性、独立心、ユーモア |
カペラ | ふたご座 19°35′ | ふたご座 20°14′ | ふたご座 20°53′ | ふたご座 21°20′ | 保護、母性的エネルギー、共同体意識 |
デネブ(はくちょう座) | みずがめ座 3°20′ | みずがめ座 3°52′ | みずがめ座 4°24′ | みずがめ座 4°49′ | 光の使者、芸術と神秘、高次元への導き |
デネボラ | おとめ座 20°20′ | おとめ座 20°52′ | おとめ座 21°24′ | おとめ座 21°49′ | 分析力、批評精神、未来志向 |
アルタイル | やぎ座 0°15′ | やぎ座 0°47′ | やぎ座 1°19′ | やぎ座 1°44′ | 戦略的知性、探検心、飛翔の象徴 |
マルカブ | うお座 22°25′ | うお座 22°57′ | うお座 23°29′ | うお座 23°54′ | 秩序、守護、集団意識との協働 |
ミラ(くじら座ο星) | おひつじ座 0°25′ | おひつじ座 0°57′ | おひつじ座 1°29′ | おひつじ座 1°54′ | 変容の象徴、生死のサイクルの理解 |
ポラリス(北極星) | かに座 27°25′ | かに座 27°57′ | かに座 28°29′ | かに座 28°54′ | 道標、霊的ナビゲーション、北の守護 |
実践例:恒星から読み解く、あなたのスターシード的使命
①出生図の太陽がプレアデスと合の場合
太陽は、人生の核・自己表現・アイデンティティを象徴します。
その太陽がプレアデスの中心星アルキオネと合(オーブ1度以内)になると、
「魂のルーツがプレアデスにあるスターシード」 と解釈されます。
この配置を持つ人は、プレアデス由来のエネルギーを強くまとって生まれてきており、
その人生そのものが「愛と調和」を広げるための表現舞台になります。
- 🌟 存在そのものが癒しの波動
ただそこにいるだけで、周囲を安心させたり、調和の雰囲気をつくり出す力があります。 - 🎨 芸術・美・感性の表現者
音楽や美術、詩、舞踊など、芸術的な活動を通じて「愛と美の周波数」を届ける役割を持ちやすいです。 - 💞 集合意識への貢献
個人の成功や利益よりも、「みんなが心地よく暮らせる世界」を自然に望み、その実現に関わろうとします。

占星術師Yoda
つまり「太陽がプレアデスと重なる人」は、人生のテーマそのものが「プレアディアン的使命」であり、
自分の存在を通して地球に「愛・調和・癒し」を広げるスターシードである可能性アリ。
②出生図の太陽がシリウスと合の場合
太陽は、人生の核・自己表現・アイデンティティを象徴します。
その太陽が天空で最も明るい恒星シリウス(かに座14°付近)と合(オーブ1度以内)になると、
「魂のルーツがシリウスにあるスターシード」 と解釈されます。
この配置を持つ人は、シリウス由来のエネルギーをまとって生まれてきており、
人生を通して「叡智の探求」と「知識の架け橋」をテーマに歩む傾向があります。
- 🌟 宇宙的な教師・探求者
真理を追い求め、他者にわかりやすく伝える才能があります。哲学、教育、科学と霊性の統合などに関わると力を発揮します。 - 🔭 霊性と科学の架け橋
シリウスは古代から「叡智の星」とされ、神秘学・占星術・スピリチュアルと科学的思考をつなぐ役割を持ちます。 - 💡 人類の進化をサポート
集合意識を高める使命感をもち、新しい価値観や文明の進展に貢献することがテーマになります。

占星術師Yoda
「太陽がシリウスと重なる人」は、魂の本質に「シリウシアン的使命」を宿しており、
その人生は真理の探求と叡智の伝達を通じて、人類の進化をサポートする流れにあると考えられます。
③出生図の月がアルクトゥルスと合の場合
月は、感情・無意識・安心感・内面的欲求を象徴します。
その月がアルクトゥルス(てんびん座24°付近)と合(オーブ1度以内)になると、
「魂のルーツがアルクトゥルスにあるスターシード」 と解釈されます。
この配置を持つ人は、アルクトゥルス由来のヒーリング的周波数を心の深い部分に携えており、
感情面や人間関係の中で自然にその力を発揮します。
- 💞 感情そのものが癒しの力
他者の痛みに共感し、安心感を与える性質。存在自体が周囲を癒します。 - 🌱 ヒーラーとしての素質
エネルギーワークやスピリチュアルヒーリングに自然な適性を持ちます。 - 🤝 人間関係での守護者
無意識に人を守ろうとし、周囲に安心と調和をもたらします。

占星術師Yoda
「月がアルクトゥルスと重なる人」は、心の深層にアルクトゥリアン的使命を宿しており、
感情や人間関係を通してヒーリングと守護のエネルギーを広げるスターシードであると考えられます。
おわりに:あなたの魂のルーツを探してみよう
ここまで見てきたように、恒星との重なりは「魂の故郷」や「スターシード的使命」を示唆します。
ぜひご自分のホロスコープと照らし合わせて、太陽・月・ASC・MC・ノードなどが表の度数に近いかどうかチェックしてみてください。
もしかすると、あなたがどこから来たスターシードなのか、そのルーツが見えてくるかもしれません…!
補足:今回のコラムでは20個の恒星を紹介しましたが、スターシード占星術で参照される恒星はまだまだあります。
例えば・・・
- アルゴル(ぺルセウス座β):極性の統合、深い変容と保護のワーク
- アルフェラッツ(アンドロメダ座α):解放と再誕、自己価値の回復
- ラス・アルゲティ(ヘルクレス座α):境界設定、叡智の守護、内なる強さ
- サダルメリク/サダルスウド(みずがめ座):共同体意識、未来志向のネットワーク
- アルニラム/アルニタク(オリオンの帯):試練を超える意志、探究と鍛錬
- カノープス(りゅうこつ座α):航海の導き、長老の叡智、大局観

占星術師Yoda
ほかにも、アクルックス、メンカル、アルヘナ、アルスハイル、ザナイアなど、
40以上の恒星を拡充予定です。お楽しみに♪