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この宇宙には「意識」の次元があり、それは抽象度によって階層性を成す

この宇宙には「意識」の次元があり、それは抽象度によって階層性を成す

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①ヴァイアナが見出した「7つの層」

>>以前のコラムで、シータヒーリングや7つの層について、触れました。

今回は、この宇宙には、意識の次元があること。それは抽象度のスケールによって階層性を成していることを
①シータヒーリングと、②ヘミシンクの2つの別の考え方から、アプローチしてみたいと思います。

シータヒーリングとは?
ヴァイアナ・スタイバルの画像図1.ヴァイアナ・スタイバル(Vianna Stibal)

まずはおさらい。
シータヒーリングとは、アメリカのヒーラー ヴァイアナ・スタイバル が創始したヒーリング技法です。

彼女は深い瞑想状態(シータ波の脳波状態)に入ることで、心や体の癒し、思考の書き換え、直感的な洞察を可能にします。シータヒーリングは世界中で学ばれています。

さて、そのヴァイアナさんの宇宙観の中で重要なのが、「存在の7つの層」 というものです。

宇宙は7つの存在界から成り立つ
シータヒーリングの存在の7つの層図2.シータヒーリングの存在の7つの層のイメージ

ヴァイアナさんは、この宇宙は7つの存在界から成り立っていると説明しました。

  • 第7層:創造界(宇宙意識、創造主そのもの)
  • 第6層:法則界(カルマや普遍的な法則の場)
  • 第5層:神界(天使、神々、光の存在)
  • 第4層:霊界(祖先や精霊の存在する場)
  • 第3層:人間界・動物界(物理的世界。私たちが日常を生きる領域)
  • 第2層:植物界(自然、ハーブ、癒しの力)
  • 第1層:鉱物界(石、鉱物、結晶など。物質の基盤)

占星術師Yoda

※ 実際は、7つピッタリに分かれているわけではなくグラデーションになっています。たとえば第4層(霊界)と第5層(神界)の間には、神霊界というのがあります

7つの層=抽象度が異なる情報宇宙の層
宇宙は抽象度によって階層化された意識の場である図3.抽象度によって階層化された意識の場

・・ここが、とても大事なポイントですが、

この世界は、①タテ、②ヨコ、③高さ、④時間に加えて、
抽象度という5つめの次元があります。

そして、抽象度の高低によって、階層性のある情報宇宙が形成されていること。

つまりヴァイアナの7つの層とは、情報宇宙の層であり、
意識の抽象度の違いによって形成されているのです。

 
また意識と宇宙は、切り離せません。

ぼくらの意識があるから宇宙が存在する。

存在と認識はセットなのです。

意識の抽象度を下げることは、物質的な世界の認識(=存在)を意味し、
意識の抽象度を上げることは、非物質的・普遍的な世界の認識(=存在)を意味します。


占星術師Yoda

つまり意識と宇宙は、等価(≒同じもの)であるということ。


②モンロー研究所が開発したヘミシンク

ヘミシンクする女性のイラスト

では別の例を見てみましょう。

モンロー研究所が開発したヘミシンク(Hemi-Sync)というものをご存知でしょうか?

これは、左右の脳を音響で同調させ、特定の意識状態に誘導する技法で、瞑想や体外離脱、死後世界の探求などに使われています。

ヘミシンクでは「Focus(フォーカス)」という指標で、意識状態を段階的に分類しています。

代表的なフォーカス・レベル
  • Focus 1:通常の覚醒状態
  • Focus 10:肉体は眠り、意識は覚醒している状態
  • Focus 21:この世とあの世の境界
  • Focus 23〜27:死後世界の領域(特にFocus 27は「中継所」と呼ばれる)
  • Focus 34/35:高次存在・集合意識との接触
  • Focus 49:宇宙意識、一なるものとの合一
ヘミシンクのフォーカス・マップ図4. ヘミシンクのフォーカス・レベル

占星術師Yoda

ヘミシンクのFocusも、やはり意識の抽象度の話をしていることが分かります


7つの層と、ヘミシンクのFocusは、同じ真理を表している

こうして並べてみると、ヴァイアナの「存在の7つの層」と、モンロー研究所の「フォーカス・レベル」には驚くほどの対応関係があることがわかります。

意識の抽象度を上げていくと、どちらのモデルでも、物質界を超えて、霊界があり、さらに上では高次存在と出会い、最終的に「宇宙意識」へと至るのです。

意識の抽象度 シータヒーリングの7層 ヘミシンクのFocus
低(物質的) 第1〜3層(鉱物・植物・人間界) Focus 1〜10(日常〜体外離脱入口)
中(霊的) 第4層(霊界) Focus 21(この世とあの世の境界)
中高(高次存在) 第5層(神界) Focus 23〜27(死後世界、中継所)
高(普遍法則) 第6層(法則界) Focus 34/35(集合意識、宇宙的存在)
最高(宇宙意識) 第7層(創造界) Focus 49(宇宙意識、一なるもの)
階層性のある情報宇宙

シータヒーリングの「7層」も、ヘミシンクの「フォーカス」も、ホーキンス博士の「意識のマップ」も、
それぞれ異なる言葉で語りながら、同じ真理を示しています。

それは——この宇宙には意識の次元があること。

そして意識には「抽象度」というスケールがあり、その高低によって世界は形づくられているということ。

意識が低い抽象度にあるとき、私たちは物質的で限定的な世界を体験し、
意識が高い抽象度にシフトすると、非物質的で普遍的な世界が開かれるのです。

あなたがどの抽象度に意識を置くかによって、宇宙はまったく違う姿を見せるでしょう。

これまで科学は物理宇宙だけを扱ってきました。
しかし、これからは物理宇宙に"意識"の次元を加えた、新たな宇宙モデルを構築されていくことでしょう。


占星術師Yoda

そのとき占いや占星術、スピリチュアルは、単なるオカルトではなく、学問になるのだと思っています

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