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火星と金星のエネルギーの循環

火星と金星のエネルギー循環と、南部せんべい食べたい

西洋占星術, 火星, 金星, ドーパミン

夜中にお腹がすいて食べるものがない・・・

近所のSEIYUは24時間営業なので 好物の「南部せんべい」を買って食べた・・

南部せんべいとは、昔ながらのすごい素朴なお菓子。
ザクザクして固くて、ピーナッツとか落花生が入ってたりして、ほんのり甘いヤツ。食べると謎の満足感があるんですよね・・

卵黄やバターが入ってて食べやすいものもあれば、
「あれ...? 間違ってレンガ食べてる!?」
・・というようなものまでバリエーションがありますね。

それほど美味しいものではないかもしれないけれど(失礼)、よく食べます。

南部せんべいのイラスト

● 火星と金星とエネルギー循環

火星と金星はなにかを欲するときに、たいていはペアで動きます。

それは恋愛だけに限らず、たとえばお腹がすいたときも同様です。

「お腹が空いた! 南部せんべい食べたい」という欲求を叶えるために、火星を発動してSEIYUまで買いに向かいます。

そして南部せんべいをGETして、ようやく家で食べ物にありつける。
このときに金星が発動して、充足感に満たされるのです。



もちろん恋愛ならば好きな人にアプローチをして(♂)、良い返事が返ってくれば幸せを感じます(♀)

旅行に行くには、まず火星(♂)を使って外へ飛び出し、そして旅先で美しい景色や、美味しい食事に出会って金星(♀)が満足する。

試験などを頑張るときに火星(♂)のちからを使い、そして成果が得られれば、それを金星(♀)がかみしめる。

その他、日常生活とあらゆるシーンで、この火星と金星によるエネルギーの循環が起こっています。

この2つの天体は、個人が世界を広げていくために欠かせません。

● 脳のなかで起きてること

脳は、アクションを起こしてそれを達成するとドーパミンがたくさん分泌されて快感をかんじます。 まさに火星と金星のエネルギー循環ですね。

これをリワード(報酬)システムといいますが、じつは脳はアクションを起こすより前に、すでにドーパミンが流れて気持ちよくなるようにできてるんですね。

つまり南部せんべいを買いに行く前に、すでに嬉しくなっちゃってる。すでに幸せな気持ちになっちゃってる。
火星が働くより先に、すでに金星が動いているということです。

先に楽しくなる。先に気持ちよくなる。
この現象をプライミングといいます。プライミングの仕組みがないと人はアクションを起こすまでに至らないんですね。

好きな人に告白するにしても、旅行にいくにしても、南部せんべいを買いに行くにしても・・

喜びを先に感じるからアクションを起こすことができるんです。

うつ状態の人は、金星の力がかなり弱まっていて喜びを感じることができない。だからプライミングが働かず火星まで動かなくなり、行動することが難しくなってしまうのです。

このように火星と金星というのは、車の両輪のように密接に関わりながら動いています。

常日頃から「あ、今火星を使ってるな〜」とか「金星が動いたかも!?」と感じながら生活をしてみると、占星術の勉強にもなるしとても面白いのでオススメです^^ とくにトランジットの天体が火星金星と絡んだとき、どんな気持ちになるか観察してみると色々な気づきがありますね^^



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