リミッターを外す! 出生ホロスコープの可能性を発揮する
● 出生ホロスコープの可能性
ほとんどの人は出生ホロスコープに秘められた可能性のごくごく一部しか生きていように見える。
著名人の出生ホロスコープをみると「らしいなぁ」「ぽいなぁ」という箇所がたくさん見つかる。彼ら・彼女らは出生チャートの可能性をフルに生きている。
一方で、身近な友人などのチャートを見せてもらうと「ぽくないな...」「この人が本当に望む生き方は違うのかも...?」って感じることが多いです。
それは、自身のチャートの可能性をほとんど使っていないからではないだろうか。
● 本来全ての人がパワフルな存在
人間に秘められた可能性は凄まじいものがある。クンダリニー覚醒すれば天候すら操れるっていうじゃない? そんな力を、全ての人がもともと持っているわけだ。
ではなぜそれを使えないのか? それはリミッターがかかっているからです。
いきなりそんな出力のパワーが使えたら危険だからね。
社会的リスク、個人的リスク、ありとあらゆるリスクがあって、それらを回避するために、人間はリミッター(制限)をかけて自らの力を封印しているのだと思います。
● こんなリミッターがありませんか?
あなたには「自分にはこれは出来ない」と思い込んで自らを制限している足かせのようなものがありませんか?
すごく身近なところでいえば、
自分には恋人はできないだろうとか
自分はこの試験には受からないだろうとか
自分はこんな場所は似合わないだろうとか・・
それは教師や友人など誰かから「お前には無理だ」と言われてしまったり、「わたしには無理だなぁ」と自ら思っていまったりしたことが原因になっているのだと思う。
このリミッターは無意識のうちに私たちの行動を制限し、可能性にブレーキをかけている。
リミッターさえ外れてしまえば、まったく別の世界が開けてくるかもしれないのに・・・
けれど、人は自らにリミッターがあることに気づくことすら、なかなかできない。なぜなら、それはもう自分のなかで"当たり前のこと"になってしまっているから。
できないのが当たり前。似合わないのが当たり前。そうならないのが当たり前・・・ そんな人生はちょっと寂しいですね・・
● リミッターが外れる瞬間
自分の人生では何度か、リミッターが外れる瞬間というのがあった。
それは自分ができないと思っていることを、身近な人が当たり前にやるのを目の当たりにしたときだった。
たとえば小学生の頃は鉄棒にのめり込んでいて、
放課後は毎日、みんなでやっていました。
ある技をみんなで練習している状況で、不思議なことが起こるのを何度も体験しました。
それは最初の一人ができると、次々とできるようになるという現象が起こるんですね。
これは「あ、その技ができるのってアリなんだ」「無理じゃなかったんだ!」というように、リミッターが集団で外れるからだと思う。
・・「無理かも」というリミッターが外れて、「アリなんだ!」に変わると、
不可能が可能になっていく。それを日々、目の当たりにしていました。
● それってアリなんだ!をたくさん体験する
さて、リミッターを外すにはそれが当たり前にできる人の近くにいくのが一番早いと思う。
極真空手の大山倍達さんはビール瓶を手刀で割ることができた。
でもじつはこれには裏があって、事前にこっそり瓶に切れ込みをいれておいたらしい。つまりタネも仕掛けもあったわけだ。
しかしそれを見た弟子は、
「手刀でビンを割るなんてアリなんだ!」
「そんなことやっていいんだ!」
と思い、リミッターがバーンと外れた。
すると弟子たちは、事前の仕込みなしで、リアルガチでビール瓶割りができるようになってしまったのだ。
リミッターが外れると、不可能に思えるようなことが可能になる。
そして、そういうのは武道の奥義と同じで、教科書で学べるものではなく、人から人へと伝えられていくものなのだと思う。
自分ができないことを当たり前にやってる人にもっと会うこと。
そして「それってアリなんだ!」をたくさん体験すること。
それが出生ホロスコープの可能性を最大限に引き出す秘訣だと思う。
私たち一人一人はもっともっと可能性に満ちており、素敵な人生を送っていける存在だ。